俺のこと、好きにならないでね。のネタバレ4話です！4話では塁は愛都美への特別な感情に気づき始めるが、彼女が自分に恋愛的な興味を持っていない様子に苛立ちを覚える。おもちちゃんのお世話を通じて距離が縮まる一方、古賀の指摘により自分だけが特別ではないのかもしれないという不安も感じる塁。犬の散歩中に偶然再会した二人の間に、微妙な感情が交錯する。早速4話のネタバレを見ていきましょう！
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ネタバレ4話
その日も”ルイ先生”は兎のおもちちゃんのお世話をしていた。血液検査の結果が出るまでに爪を切ることになった。フォローで入った愛都美は、やたらと距離が近く、塁は勝手に意識してしまう。
愛都美は兎の経験がなく、不安を口にすると、古賀が兎を飼っていると教わった。その瞬間、古賀が入ってきて、今度定期検診で連れてくる時に世話の仕方も教えてくれることになった。その隙に塁はマダムに呼ばれて部屋には古賀と愛都美だけが残された。
そして古賀は「ところで江崎さん、ぶっちゃけ、ルイ先生と付き合ってます？」と尋ねるが、もちろんそんなことはない。塁は周りの従業員とも一線を引いた距離を保っているが、愛都美とはその距離がないように見えるようだった。嬉しくもあるが、バレてはいけないようなヒヤヒヤしたものも感じた。そして古賀は「あ、でももうひとり。ルイ先生があんまり壁作ってない人いるかも」とつぶやき、そのまま電話に出てしまった。
その夜、愛都美は犬の散歩に向かうと、まさかの犬の散歩中の塁と遭遇した。そして、その犬は”ホーム”と”ラン”という名前であり、愛都美がいつも散歩中に会う犬だった。犬の名前は塁の親が熱狂的な野球ファンであることに由来し、”塁”という名前もそれに由来していた。
なんともない会話をしているうち、塁は愛都美への感謝を感じていた。あの日愛都美を家に送り、家の賑やかな感じを見て、なんとなく実家に帰り、そこから両親との距離感を見直すきっかけになった。そして、なんとなく愛都美に特別な感情を持ち始めているのだが、愛都美は多分何も考えていない。
それがムカつく。愛都美を家に送り、振り返ったその時、安積の頭を抑え、額に小さくキスをした。「おつかれ、愛都美」と名前で呼んでみた。
感想4話
吉永
そろそろ塁も本気になってきた感じですね。
それにしてもやっぱ塁、イケメンですわ。「好きになんないでね」と言いつつも、自分からキスをしているなんて。
割と鈍感な愛都美もそろそろ何かしら感じるものがあるでしょう笑
ムカついた
塁が「ムカついた」のは、愛都美が彼に対して恋愛的な感情を持っていないことに気づいたからです。彼は自分が愛都美に惹かれていることを自覚しつつも、彼女があくまで仕事仲間としてしか自分を見ていないと感じ、その無邪気さや無関心さが彼のプライドを刺激しました。愛都美に対する特別な感情が芽生え始めている塁にとって、彼女が何も考えていないように振る舞うことが、彼の心に複雑な感情を引き起こしました。
その結果、愛都美が自分に対して何の意識も持っていないように見える態度に苛立ちを覚え、彼女が彼の気持ちに全く気づいていないことが、さらに彼をムカつかせたのです。塁は、自分が愛都美に対して抱いている感情を無視されていると感じ、その無自覚さに対する苛立ちを抱えていました。それが、彼が愛都美に対して思わずキスをしたり、名前で呼んだりする行動に繋がったのです。
吉永
俺ばっかり好きになってんじゃんかよ！というムカつきですね。
可愛いですね笑
オンリーワンではない
古賀に「あ、でももうひとり。ルイ先生があんまり壁作ってない人いるかも」と言われた瞬間、愛都美は胸の奥に微かな残念さを感じました。自分だけが特別だと思っていた塁との関係が、実はそうではないのかもしれない、という気持ちが彼女の中で芽生えたのです。塁が他の人にも同じように接しているのなら、自分が彼にとって特別な存在ではないのかもしれないという疑念が頭をよぎりました。
これまで、塁が自分に対して見せる優しさや、距離が近いと感じられる瞬間が、愛都美にとっては特別なものだと思っていました。塁が自分に心を開いてくれているのではないかと、どこかで期待していた部分もあったのです。しかし、古賀の言葉によって、その期待が少しずつ崩れていく感覚が彼女の中で広がりました。
吉永
恋愛的なものではなく、それでも何かしら特別な存在なのかもしれない！と思っていたところ、
実はそうではなかったと知って少し残念に思うところもあったでしょう。
塁、非常に分かりづらいですね笑
塁の曖昧な好意
確かに、塁の愛都美への好意は非常に微妙で、一見すると分かりづらいものです。彼の好意は、素直に表現されることが少なく、むしろ彼自身がその感情を抑え込もうとしているため、愛都美や周囲の人々にとっても判断が難しい状況です。
塁は職場での距離感を大切にしており、自分の感情を表に出すことに慎重です。そのため、彼の優しさや親しみを見せる瞬間があっても、それがただの仕事上の気遣いなのか、それとももっと深い感情に基づくものなのかが曖昧です。また、彼が自分の中で恋愛感情を認めたくない、または抑えようとしていることもあり、彼の行動や言葉がしばしば矛盾することがあります。
愛都美が感じる戸惑いや迷いも、この曖昧さから来ているのでしょう。塁の行動には確かに優しさや思いやりが感じられる一方で、それが恋愛感情に基づくものかどうかは分かりづらいのです。このため、塁の好意が明確に伝わることはなく、彼との関係がどう進展していくのか、愛都美自身も確信を持てない状況が続いているのです。
吉永
でも、自分に好意があるのかないのかわからない相手のことって気になりますよね笑
「え、好きなの？」とか思っていると他の異性と話していたり、どっちなん！てモヤモヤしてしまう。
意識的にやってるとしたら、塁さすがっす笑
3話 ⇔ 5話
