変な家 漫画版のネタバレ1話です！1話では、マイホームを買うんだという知人から聞かされるものの、間取り図には気になる謎の空間が書き込まれている。これにより私（雨穴）は建築士の栗原と共に考察を始める・・・。早速1話のネタバレを見ていきましょう！
2024年春映画化予定の『変な家』漫画版は2023年5月18日現在、無料で公開されています
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ネタバレ1話
間取り図の違和感
これはある家の間取りである。あなたは、この家の異常さがわかるだろうか。
吉永
なので今なら無料なのでシーモアでぜひその間取りを確認して見てください。→【無料】変な家1話
1階の謎の空間
主人公のもとに友人が妻と子供と一緒に住む一軒家を買おうとしていると笑顔で話してきた。その家は閑静な住宅街に建つ2階建て、駅チカで自然も多く築浅、さらには窓も多くて開放的な内装ではあるが、謎の空間がある事に気がついた。間取り図には台所の一部に四方を壁で囲まれた空間が記されていた。
不動産屋に聞いてもわからないとのことで、『オカルト専門フリーライター』の”私”にこの話が来たのであった。いわゆる心理的瑕疵、幽霊が出るなどのオカルト的な話なのかどうか判断が難しい・・・と思っていた所、その道に通じる建築士の栗原に電話をかけて例の間取り図を送ってみると、以下の所感を話してくれた。
- 謎の空間について、意図的に作られたものである
- 台所を圧迫してまで壁を作ったことからこの空間が必要だった
- 収納スペースにするつもりだったが途中でやめて残された？
普通に考えたらこのような仮説が成り立つのだが、栗原はこの家を建てた人物について尋ねてきた。この家は前の住人である夫婦と小さな子供の3人家族だったと話すと、栗原は2階の間取りにも違和感を感じていた。
子供部屋の違和感
- 子供部屋に行くまでに扉が2つある
- 階段で2階に上がってから子供部屋まで相当に距離がある
- 子供部屋には窓が一つもない
大抵は子供の部屋には窓をつけたがるものだが一つもなく、さらに子供部屋を経由しないと行けないトイレもまで存在しており、それはまるで独房のようだった。栗原も子供が監禁、虐待されていた可能性を感じとり、両親が子供を見せたくなかった可能性まで邪推していた。
謎はまだ続く。子供部屋の隣には夫婦の寝室があり、そこには窓が多く開放的であり、さらにその奥にはシャワー室が備え付けられている・・・が、そこには扉がない。つまりはベッドで寝ている夫婦から脱衣所が丸見えになる作りであり、さらに他に浴室も存在するので違和感があり、浴室には窓がない。
謎が謎を呼ぶだけで何も解決しなかったが、ひとまず栗原との電話を切った後、なんとなく1階と2階の間取り図を合わせてみると・・・ある一つの事実が浮かび上がってきた。
考察1話
さて、ようやく私が最も得意とするホラー、ミステリー系のお話になります。元々はホラー漫画を専門に書いていたこともあり、なんだか懐かしく感じています（笑）それに雨穴さんの動画は彼女が現在進行系で好きなので時々見せられていました。
なのである程度内容も分かっているつもりですが、それでもやはり難しい。というわけで今回の話をまとめていきましょう。
台所の謎の空間
数多くの謎がありますので、ここでまとめていきましょう。1階の謎の空間と2階に残る謎について分けて考えていきます。
1階には台所に四方を壁で囲まれた謎の空間がある
ここがなければ台所はもっと広々仕えたはずなのに、台所を圧迫してまで存在させる必要があった意味が分かりません。栗原によると「収納スペースとして作られていたものの、費用などの関係で途中でやめてしまってそのまま残されたのではないか」という考察がなされていました。
まあそうなのかもしれない、けどなんとなく釈然としませんね（笑）
2階の違和感
そして2階にはもっと謎が多く残されていました。
- 子供部屋に行くまでに扉が2つある
- 階段で2階に上がってから子供部屋まで相当に距離がある
- 子供部屋には窓が一つもない
- 夫婦の部屋からシャワー室・脱衣所が丸見え
- 他に存在する浴室には窓がない
このように、外から見ると窓が多くて開放的な作りになっていたものの、子供部屋にだけ窓がなくてかなり密閉された作りになっています。それに子供部屋の奥にはトイレまでが設計されていることから「両親は子供を他人に見せたくなかった」のではないかと考えることもできます。
普通に考えて「超監視癖の強い両親が子供を監視するために作った」部屋だと考えられます。実際子供が部屋をでて1階に向かうには必ず夫婦のベッドを横切る必要があるので、息の詰まる生活を強いられていることでしょう。いわゆる”毒親”だったのかもしれませんが、それだけでシャワー室が丸見えな件は解決しませんよね〜・・・
私の発見
そして最後に、私が1階の間取り図と2階の間取り図をなんとなく重ねたことで”何か”に気づいていました。間取り図同士を重ねたことで”何か”に気づいていたことで、おそらく1階と2階のどこかにかぶった部分があるのでしょう。それによりこの変な家について新たな謎が浮上してくることでしょう。
そしてその謎とは・・・また次回です！
