変な家 漫画版のネタバレ2話です!2話では、栗原と雨穴の考察はさらに進み、例の家の奇妙な作りについて解明が進んでいく。雨穴が偶然に1階と2階の間取り図を重ねたことで浮かび上がったある事実をさらに深堀りしていくと・・・。早速2話のネタバレを見ていきましょう!
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ネタバレ2話
謎の空間=通路
私は栗原とカフェで待ち合わせ、早速例の間取り図について話しだした。
私は1階の謎の空間について話し始め、1階の間取り図と2階の間取り図を重ねた結果、謎の空間が子供部屋と浴室の角に重なり、それはまるで2つの部屋を橋渡ししているようだと話した上で、「1階の例の空間は通路なのではないか」という考察を告げた。
殺人ハウス
子供部屋と浴室はつながっており、その通路をカモフラージュしているのが例の空間なのではないか・・・という考察をのべるが、栗原は子供を外から見せたくないがためにそこまでするかと懐疑的な姿勢だったが、「こっそり浴室へ」というフレーズからベッドの数がおかしいことに気づいた。夫婦と子供のベッドは既に間取り図に書き込まれているにも関わらず、もう一つ寝室が1階に存在している。
私は来客を泊めるための場所ではないかと考えを述べると、栗原はそこからある一つのストーリーを考えついた。
- この家に住んでいたのは夫婦と1人の子供
- 夫婦は時々客を家に招き、酒に酔った客を2階の浴室に案内する
- 子供は客が風呂に入ったのを確認して、通路を通って浴室に侵入
- 手に持った刃物を客の背中に突き立てる
そして浴室で子供は来客を殺害し、子供部屋にある棚をどかした場所に抜け穴があるのではと推測し、間取り図によるとその下には物置となっていた。つまりこの殺人ハウスで行われている一連の出来事は以下の通りである。
- 来客が風呂に入ると妻が子供に合図を送る
- 子供は秘密の通路を通り浴室に侵入し客を殺害
- 殺害後、夫婦が客の体を切断し謎の空間に落としていく
- 子供はそれを持って自分の部屋に運び、棚をどかして物置に落としていく
- 物置の隣は車庫、その車に体のパーツを詰め込んでいく
- 夫婦はそれを近くの山に埋めに行く
さらにこの一連の出来事は家の中で完結するので誰からもバレることがない完全犯罪が可能なのかもしれない。さらに比較的多めに設置された16の窓も「逆にそんな開放的な家で殺人が行われているはずがない」という心理トリックを誘発するためのものかもしれない。
柳岡の結論
そしてそんな動機として、栗原は「殺人代行」を請け負う業者だったのかもしれないという推測し、その場はお開きとなった。雨穴はとりあえず例の家の購入を検討している柳岡に伝えておこうと思い電話をかけた。雨穴が言い始める前に、先に柳岡の方から「あの家、結局買うのやめたんですよ」と話しだした。
柳岡によると「あの家の近くの雑木林でバラバラ死体が見つかった」件がニュースで報じられていたらしい・・・
感想2話
吉永
2022年の9月ころに動画で見たな〜と思い出しました(笑)
そして今回ラストにて、例の家の近くの雑木林にてバラバラ死体が見つかったことから、栗原考察も割と真実味を帯びてきました。というわけで今回の話をまとめていきましょう。
殺人ハウスの流れ
結論から言うと、あの家は殺人のために作られたモノではないかというのが結論です。
まず最初に気になっていた1階台所にある謎の空間についてですが、2階の子供部屋と浴室をつなぐ秘密の通路だと考えられます。そして夫婦は頻繁に客(ターゲット)を招いており、「1階の寝室に泊まっていってください」と騙して2階の浴室に入れたところで子供に合図を送る。
こうして合図を受けた子供は刃物を持ち、秘密の通路(謎の空間)を通って浴室に侵入して殺害。そこで息絶えた客を夫婦が分解して”それ”を1階の通路に落とし、それを子供が拾って自分の部屋を経由して、子供部屋に一旦全パーツを回収。そこから子供部屋にある棚の下にあるもう一つの隠し通路を開き、そこから物置に落とす。
そして物置の隣にある車庫に積み込んで夫婦が雑木林に捨てに行く・・・という流れです。とんでもなく怖い話ですね〜。
窓が多いのも「我々はクリーンです」というアピールであり、殺人行為が行われているなんてかけらも思わせないための設計だと考えられます。それに個人的には殺害現場を浴室にしたのも「掃除がしやすいから」なのかなとか思うとちょっと怖いです(笑)
これって実話なのかな・・・?雨穴さんの話は実話なのかフィクションなのかの判断が難しいところがありますので、今後調べておこうと思います!