極限夫婦 ネタバレ26話!直樹の母ともども香の胃潰瘍に追い打ちをかける【Season9】 | マンガファン
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極限夫婦 ネタバレ26話!直樹の母ともども香の胃潰瘍に追い打ちをかける【Season9】

極限夫婦

極限夫婦のネタバレ26話です!26話では直樹の母親が家事代行に現れた瞬間から、香の日常は思わぬ波乱に満ちる。頭痛と胃潰瘍に苛まれる香の前に立ちはだかるのは、夫と姑の理解の壁。家庭の中で、香は自分の役割と健康、愛情の真価を見つめ直す。。早速26話のネタバレを見ていきましょう!

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ネタバレ26話

直樹の母が家事を代行するために家に現れた。

香はズキズキ頭が痛み、顔をあげられずにいる。

そうやってクヨクヨしているからいつまでも治らないのだと直樹に言われてしまう。

普段香さんが手を抜いている家事もベテランの私が解決してあげる!」と、直樹の母親は張り切っている。

胃潰瘍に頭痛が加わって2週間、家事と育児を姑がやってくれており、おかげで仕事には行けているし誰もがうらやましい状況のはずだが、香の体調は改善されない。

姑は香の食器のしまい方が気に入らない様子で、文句を言いながらお気に入りの食器をガチャガチャ雑に扱っている。育児についても陸の事を子ブタちゃんなどと呼び出し、香はギョッとする。陸もブタと呼ばれて気にしているので、香は慌てて陸の世話は自分がすると伝えてみるが、子供の扱いには慣れてるからといって、聞いてはもらえない。

香は見かねてお母さんにもう帰ってもらうことを直樹に提案してみる。

すると、適当なことを言うなと断られてしまう。

「母さん帰したら誰が俺と陸の世話してくれんの?無責任だなぁ」

直樹の発言に香は青ざめる。

本当なら夫婦で解決する問題で、直樹が動くべきだったと香は思う。

母さんなら夜勤明けでも弁当を作った、母さんは入院しても食事を全部作り置きしてくれた…直樹の発言を思い起こせば、香は初めからお母さんの代わりのお世話係だったんだ…そう香は気付いた。

香が直樹に家事を頼むと、香は自分のできない分をどんどん直樹に負わせて楽をしているから、そんなんでは立派な母親にはなれないぞと断られる。

直樹の母親は努力をしてたから俺は今でも母さんを尊敬していると直樹から言われ、香は姑と比較される。また香はズキズキと頭が痛みだす。体調さえ良くなればちゃんと自分の事を片付けて対等に話し合えるのにと思うと、香は悔しくて涙が出てくる。

職場で、香は同僚から体調が悪いのはもしかしたら「夫源病」なのではないかと指摘される。夫が妻のストレス源になって病気になるのではないかと言われ、香はハッとする。

愛し合って結婚した家族なのに?!まさかと思いながら帰宅し、玄関に入ると、直樹と姑の話し声が聞こえてきた。香の病気はどうなっているのかと話している。会社へ行っている間は平気だと言っているし怠けたいだけじゃないかと直樹は言う。

すると、そんな風に言わないの!夫婦の問題は片方だけのせいじゃないと姑が直樹を叱る。

香は姑がかばってくれたのかと、期待しながら会話をこっそり聞いている。

すると「アンタがなんでも手伝ってつけあがらせちゃったってことよ」と、驚きの発言が飛び出した。

こんなに家事の分担をしているのに責められるし、どれだけやっても不満そうで感謝の気持ちがないと、直樹も香への不満をぶちまけている。「いつまでも嫁があんなんじゃアレもご無沙汰なんじゃない?」二人目は大丈夫なのかと姑は口を出す。

直樹は風俗に通ってるくらい元気だから俺の方に問題はないと答える。

香は母親とそんな話をするのかと、嫌悪感しかない。

香はなまけ病だろうから甘えをなくすためにガツンと言うと直樹は宣言する。これを機に前から話すつもりだった同居の話を持ち出してみようと相談している。

それを始めて耳にした香の頭痛が途端にひどくなり、体調不良はアイツらのせいだと確信する。

なにがなまけ病だ…絶対許さない…後悔させてやる…

感想26話

カンナ

直樹はなんで香の心配をしないのか、それが疑問でなりません。

友人が胃潰瘍になっただけでもだいぶ心配ですし、ましてや自身の妻が重病になっても心配するどころか「家事をサボってる」なんて、頭おかしいんじゃないかなって思っちゃいます。

人知を超えた思考をする男性っているもんなんですね~・・・

直樹とその母親が香の状態を深刻に受け止めていない理由は、彼らの固定された観念と価値観に起因していると思われます。直樹は、自分の母親が働きながら家事を一人でこなしていたという過去の経験から、家事や育児に対する高い期待を持っています。彼にとって、母親は理想的な女性像の象徴であり、香がその水準に達していないと感じるため、香の苦労や病状を真剣に捉えていないのです。

一方で、直樹の母親も同様の価値観を持っており、自身が家事や育児を完璧にこなしたという自負があります。そのため、香のやり方や体調に対して批判的な姿勢を取っています。彼女は、香が自分のスタンダードを満たしていないと見なし、そのことを香に対する文句や家事の取り扱い方で表現しています。

この状況は、世代間の価値観の違いと、家事や育児の負担に対する理解の欠如から生じています。

直樹とその母親は、現代の家庭環境や女性の役割に対する認識が古いため、香の立場や感情を十分に理解しようとしていません。また、香が体調不良で苦しんでいるにもかかわらず、彼女の状態を怠けていると誤解し、香を責めることで自分たちの行動を正当化しているのです。このような認識のズレが、彼らが香の状態に対して十分な配慮を示さない主な理由となっています。

直樹の母親像

カンナ

この親にしてこの子あり、を体現したようなモラハラ一家ですね~

このままこの家庭にいたら、いつかは使い古されて比喩ではなく死んでしまいます。

事実胃潰瘍になっても罵倒されるほどですし・・・

直樹は、妻と母が家庭内で果たすべき役割に関して、かなり伝統的で厳格な見解を持っているようです。彼の考え方は、母親が職業と家事を完璧に両立させていたという経験に大きく影響されています。

まず、直樹は家庭内での妻の役割を、効率的かつ完璧な家事の遂行者として想像しています。彼は妻に対して、母親が昔こなしていたように、仕事と家庭の責任を無過ちでバランス良く管理することを期待しています。

また、直樹は妻と母に対して、家族のための自己犠牲と献身を求めていると考えられます。彼は、家庭と職業の間でのストレスやプレッシャーにもかかわらず、彼女たちが家族のニーズを優先し、自らの健康や幸福を二の次にすることを当然と見なしている可能性があります。

このような価値観は、彼の母親が以前抱えていた役割と責任に深く根ざしています。直樹は、母親が高い基準で家事と育児をこなしていたことを尊敬し、そのモデルを妻にも適用しようとしています。しかし、この過度の期待は現代の多くの家庭の現実とは異なり、妻の香に対する不公平なプレッシャーとなっています。

彼は、香が家庭内で彼の母親と同じ役割を果たすべきだと考えており、その結果、香の健康や幸福を軽視しているようです。

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