どうもこんにちは吉永です!
今回も〈リトルナイトメア2〉について、主人公モノとシンマンが何度もこの世界をループしているという説について完全考察していきます!
ジョリ男
吉永
さらにモノとシンマンが同一人物ということは・・・一体どういうことだ?と初回クリア時思ったんです。
というわけで今回は、モノの正体とシンマンとの関係、さらにループしている説について完全考察をしていきます!
※本記事は〈シックスの正体〉を理解していることを前提として書いているので、まだの方は先に〈シックスの正体と裏切りの理由〉を先にご覧ください。
目次
電波塔(テレビ世界)の存在理由
邪悪なシックスから世界を守るため
そもそもリトルナイトメア2にて冒険することになる世界は神様により作られた世界であり、存在目的として〈邪悪なシックスにより世界が滅ぼされることを回避〉する事が挙げられます。
別記事で詳細に書いているのでここではざっくりと書いておきますが、シックスはサイコパス的な思想が強く、作中でもドクターを燃やしている正にその瞬間の焚き火で暖を取るという奇行に走っています。このまま放置することで他者に、世界に大いなる脅威であると考えた神様的な存在により作られた世界です。
そしてシックスの危険思想を抑圧する装置としてオルゴールを作り出し、一時的にシックスを落ち着かせて監禁していた世界なのです。
シンマン(ノッポ男)を主とする
そしてこのテレビ世界を支配する電波塔からシックスの動向を監視する存在、つまりこのテレビ世界の主として神様はシンマンという存在を配置しました。そして仮にシックスがオルゴール部屋から脱走しそうになったら再度捕らえて再度監禁する役目を仰せつかっていました。
まだ文章前半ですが大事なことを言います。
テレビ世界を作った存在とシンマンは人類にとって善なる存在です。
シックスを放置することにより世界が陥ることを回避するためにシックスを監禁してくれているのです。だからシンマン達が〈悪〉という構図ではないとご理解ください。
住人を吸収しエネルギーを吸収
しかしテレビ世界を維持するためにもエネルギーが必要です。
そのエネルギー源として、シックスを監禁していた世界に住んでいた人類をテレビから吸収して、彼らの生命エネルギーを奪い、それを電波塔及びこの世界全体の管理運営に充てています。
これは見方によっては〈何も罪もない人を犠牲にしている〉ために悪ですが、おそらくはシックスを放置することによって引き起こされる損害を考えると、彼らを犠牲にしたほうがまだ被害が少ないという考えがあったのだと思います。
シックスを野に放っておくと世界を滅ぼしてしまうのであれば、目の前の100人を犠牲にしたほうがまだマシ、という神様的に人類の犠牲を最小限にしてあげようと苦悩した結果だと思ってます。
ちなみにこの時に吸収された人々の末路には3パターンあると考えています。
この内の一つがダクト内部にまで首を伸ばしてきた先生、小人相手に本気でライフルを撃ってくるハンター、人形を延々といじくり回すサイコドクターなのです。
リトルナイトメア2のボスとも言える彼らの正体については別記事でさらに深く考察していきますので、よろしければご覧ください。
関連記事:【リトルナイトメア2】先生・ドクター・ハンターの正体は元人間だった説を考察
【リトルナイトメア2】先生・ドクター・ハンターの正体は元人間だった説を考察まず手始めに電波塔を中心としたテレビ世界の存在理由について説明しました。要するに〈世界に対する重大な脅威であるシックスを閉じ込めるための世界〉なのです。
そしてそこに迷い込んだ旅人であるモノ、彼の正体もかなり深い考察がありますのでご覧ください!
モノの正体
結論から言うと、モノの正体はノッポ男ことシンマンなのです。
ですが最初からシンマンであったわけではなく、最初モノはモノでした。途中からシンマンになったというのが正しいところだと思っています。
ここだけ見ると全く意味がわからないと思いますので、順番に説明します!
テレビの世界に迷い込んだ旅人
リトルナイトメア2のオープニングのずっと前の話。モノはたまたまこの電波塔に支配された世界に迷い込んでしまった旅人的な存在だったと考えています。
この時点では彼は普通に〈モノ〉という名前の人間だったのです。初めてこの世界に到着した時は焦ったことでしょうが、とにかくこの世界から抜け出すためにひとまずその場から離れて脱出方法を探していました。
シックスを善意で助けようとする
彼が彷徨っていると一軒の家があり、その中でオルゴールを抱えた裸足の少女が電気のついていない暗い部屋に監禁されているのを発見。普通の精神を持っていれば「助けなきゃ!」と思うのが普通。というわけでモノはシックスを助けることに決めました。
その後モノはシックスと一緒にこの世界から抜け出すことになり、様々不気味な敵から逃げながらこの世界を支配する電波塔を目指します。この時のモノのモチベーションは完全に「善」です。〈暗い部屋に監禁されていた少女を助けてあげたい〉という善意からの行動でした。
そしてラストのシーンにて、御存知の通りこれまでシックスを守ってきたはずのモノの手を、シックスは意図的に離してしまいました。このシックスの裏切りについては別記事をご覧ください。
→【リトルナイトメア2】シックスの正体とラストの裏切りの理由を完全考察
裏切りにより闇落ち
そしてシックスに裏切られたモノは肉壁に囲まれてしまい、理由はわからないがシックスに裏切られた事により闇落ち、言い換えるとシックスへの復讐に燃えるようになります。直後モノの周りを囲っていた肉壁がモノに迫ってきて完全に取り込まれてしまいます。
そしてモノは次第に体が成長し、最終的に新たなシンマンになったのです・・・
ジョリ男
なぜモノがシンマンになったんだ?あの肉壁はなんなんだい吉永くん!
吉永
モノがシンマンになった理由はこれから説明していくが、あの肉壁の正体は別記事で既に紹介しているのでそちらを見てくれ!
リトルナイトメア2はループ後の世界
シンマンは交代制
先程シンマンは電波塔を作った神様的な存在によりこの世界の主として配置された存在であると書きましたが、実はシンマンは交代制なのです。
つまり、エンディングで見たシンマンは、最初にこの世界が作られた時のシンマンではないのです。
肉壁に取り込まれた人物が新たなシンマンとなり、元々のシンマンは主としての役目を解除されるというシステムなのです。というのもエネルギー源は近隣住民の生命エネルギーなので限りがあるからです。
このエネルギーを使って最初のシンマンだけでなく世界全体を支えなければいけないのでいつかは終わりが来ます。だからシンマンは定期的に新たな魂を入れることにより再度エネルギーを充填することになります。
そして今回はシックスに裏切られたモノが元シンマンにより、シックスに対する怒りが強く、エネルギーが強かったために新たなシンマンに選ばれたと考えています。
モノが新たなシンマンになり精神分裂
シンマンになることが決定したモノはその瞬間、モノには神様から〈シンマンの体にモノの魂を入れる〉ために相当な負荷がかかり、この時のショックでモノの精神が分裂。
リトルナイトメア2の作中に登場したボスであるシンマン、そしてシックスを守りながら歩みをすすめるモノに分裂してしまったと考えています。
シンマンがシックスを吸収しテレビの中に引き込み、モノが電波塔に向かうのを阻止しようとした理由は別記事で詳細に書いていますのでこちらの記事をご覧ください。
関連記事:【リトルナイトメア2】シックスの正体とラストの裏切りの理由を完全考察
記憶のないモノと使命を帯びたシンマン
というわけでモノとシンマンに分裂してしまったモノですが、作中で吉永が操作していたモノには記憶がありません。すなわち〈過去にもシックスを保護しながら冒険し、最終的に裏切られて闇落ちしてシンマンとなった時に分裂した〉記憶はありません。
だからこそまたしてもシックスを保護しながら冒険をしようとします。これが破滅へとつながっているということは覚えていないのです。
一方元モノであるシンマンはシックスに裏切られた記憶があるので、シックスをテレビ世界に引き込み再度シックスの邪悪な力を封印するとともに、同じ過ちを繰り返してほしくないのでモノからシックスを遠ざけようとしているのだと考察しています。
シンマンとなったモノはこの電波塔が存在する理由、この世界にシックスを閉じ込めてオルゴールを与えられていた理由を悟っているためにシックスを誘拐したんですね〜。
まとめ
吉永
ジョリ男
大体わかったんだがまだ分からないところもあるんだ。
- なぜシックスは閉じ込められているのか
- オルゴールが与えられていた意味
この2つが未だによくわからないんだ。
吉永
この記事を読んでもらって、さらに次の記事(【リトルナイトメア2】シックスの正体とラストの裏切りの理由を完全考察)を理解することでリトルナイトメア2の考察はほとんど完全なものとなるんだ。
だからジョリ男のように〈大体わかったけどなんか引っかかる〉という方はぜひ次の記事も読んでくれ!
暗い部屋で 換金 は出来ないと思われます。
dummyさん!
コメント下さりありがとうございます!
早速該当箇所を修正しました!
ご指摘くださりありがとうございました!