春ノ雷ネタバレ9話10話11話12話のネタバレを掲載しています!9話10話11話12話では、はるかの母・林田さとみに会うために、和也と2人で宇和島市へ向かう。そこで林田と書いた表札を掲げる家を発見し、緊張のあまりはるかはチャイムを押せず、代わりに和也がチャイムを押した・・・。春ノ雷9話10話11話12話のネタバレを見ていきましょう!
春ノ雷ネタバレ9話
林田さとみを訪ねた2人は宇和島市へ到着し、地図を頼りに歩くと「林田」の表札を見つけた。はるかは家の前で緊張しすぎてしまい、和也にチャイムを押すように頼み、和也がチャイムを押すと中年の女性が現れた。和也が自己紹介をすると、女性はっ背後にいたはるかに「はるかかい?」と声をかけた。
はるかは嬉しそうに返事をするが、女性により衝撃的な事実が告げられた。
- 林田さとみはここにはいない
- ここへはもう来ないでくれ
女性の強めの口調にはるかは何も言えなくなり、そんなはるかを見て和也も何も言えなくなってしまった。駅までの帰り道、2人は何も話すことはなかった。和也は心の中で「あの女性がはるかの祖母であり、林田さとみの母である」ことを感じ、またはるかの顔の傷を見てはるかだと気づいたのだろうと推測していた。
同時に和也ははるかの祖母と会ったことがあるとも感じていたが、言い出せずにそのまま無言であるき続けた。
春ノ雷ネタバレ10話
ついに和也ははるかに声をかけるが何も答えず、そっと手を繋ぐとはるかは「やめて!」と叫び、先程の鬱憤をぶつけているように感じた。そして傘を持たない2人に雨が降り注ぎ、なおも2人は何も話さずに歩き続け、バスに乗り込んで離れた席に座りそれぞれ自宅に戻った。
そして翌日、和也ははるかに声をかけるが何も答えず、一人で実家の駅に戻ると両親が車で迎えに来ていた。「はるかちゃんは?」と聞かれるが、はるかは父の死亡により実家に戻る必要性がなくなったことを伝え、両親も何も言わずに和也を車に乗せた。
あの日以来、和也とはるかは口を聞くことがなくなり、冬が過ぎたある日のこと。
暖かくなりつつあるにも関わらず、はるかは相変わらず本を読み続けていた。