ディストピア〜移住先は不貞の島でしたのネタバレ10話です！10話では、颯太の部下・山田と真凜の担任・桃井は根度羅島の人間だった。そして共謀して真凜を拉致、こうして颯太は再度根度羅島へと向かうことになった。しかしそこには門脇の姿はなく、代わりに新町長・貴崎から衝撃の真実を聞かされる・・・。早速10話のネタバレを見ていきましょう！
シーモアで話題の『ディストピア〜移住先は不貞の島でした』は現在無料で公開されています
期間限定での無料公開なので、無料で読めるうちに読んでみてください。今だけ121円→0円です。
ネタバレ10話
パパへ
ママへ会いに行ってきます
まりん
そう書かれた手紙を手に取った颯太は血の気が引いた。その瞬間、部下の山田から電話が入り、出ると山田の背後からは波の音が聞こえ、彼は真凜を連れて根度羅島に向かっていた。山田と桃井先生は根度羅の人間であり、元々颯太を根度羅島に連れ帰るために共謀していたのだった。颯太は何を言っても山田は聞かず、颯太はまたしても因縁の根度羅島に向かうことになった。
翌日、颯太は根度羅行きの島の中で当時のことを思い返していた。真凜のこと、愛梨のこと、どれも思い出したくない記憶ではあるが、娘のために鉄パイプを持ち出していた。臨戦態勢で島に到着したものの、颯太を出迎えたのは大勢の若い女。その中には桃井の姿もあったが、まず颯太を迎えたのは”新町長”の貴崎という女だった。桃井と山田を背後に「真凜に危害を加えるつもりはない」と宣言して颯太を車に乗せた。
道中颯太が目にしたものは、女性だらけの選挙ポスター、『豊作祈願厳禁』と書かれた看板など、2年前の根度羅島からしたらあり得ないものばかりだった。そして到着したかつて颯太が住んだことのある家では、中から真凜が走って抱きついてくれた。颯太はひとまず無事を喜び、すぐに東京に帰ろうとしたが・・・
家の中から、愛梨があの頃と変わらない姿で現れた。
真凜は3人で暮らせることで喜んでおり、桃井と山田が根度羅に連れて行ってくれると言われたと経緯を話してくれた。そして愛梨が見せてくれた新聞には驚愕の内容が書いてあった。
- 町長の門脇が逮捕された
- 島外の男性を連れ帰る義務もなくなった
- 子供を大切にするという信念だけが残った
にわかには信じがたいが、真凜の手前強く愛梨を批判することもできず、その日は親子3人で寝ることになった。警戒は怠ってはいなかったが、颯太はひとまず眠りについた。しかしその日未明。聡太の家の前には、島中の女が全裸の状態で駆けつけていたのであった。
感想10話
吉永
ディストピア第2章に入って、真凜と二人で無事に東京で暮らしていると思いきや即帰島しましたね笑
真凜はまだ根度羅に毒されていないと思いたいところですが・・・
山田と桃井の裏切り
”裏切り”というか元々敵だった的な感じなんでしょうが、彼らも根度羅の人間だったということですね。
桃井に関しては前回の”こちゃんティー”で正体がまるわかりでしたが、まさか山田まで敵だったのかと驚きました。ネタバレ書いてて毎回思うんですが、颯太的にはあれでも一般的な男性からしたら最高なんじゃね・・・？って思います。
まあ颯太は正義感強いですから、真凜のため愛梨のためと前回あらゆる欲望をはねのけて東京に戻っていきましたが、山田を始めとした一般男性からしたら最高な環境だと思うんですよね。誰とでもできるなんて最高だ！と思う反面、誰とでも”しなければならない”という義務もあるんですよね。ある程度自分の好みを優先できるのであればいいですが、当時はそうではなかったのでユートピアではなかったのかもしれませんね笑
門脇の失脚
そしてなんと驚くことに、前町長・門脇が逮捕されていました。
罪状は聞くまでもなく、殺人・強姦・監禁などなど。地元の名士としての権力をフルに使ってあらゆる犯罪を行っていました。何がどうなって逮捕されたのかは不明ですが、結果論です。そして新たな町長・貴崎によると、門脇の失脚により根度羅島は生まれ変わったらしいです。にわかには信じがたいですが、でも信ぴょう性のある事柄もありましたよね。
- 島議員の選挙に女性議員が大勢立候補している
- 豊作祈願厳禁となっている
これマジカ・・・って思いましたよね。
以前の根度羅は、言い方は最悪ですが女性蔑視の風潮が強く残り、女性もそれを”そういうもんだ”と受け入れていたようなフシがありました。そこから考えると、女性が大躍進を果たしているように感じました。そのため変わった、というのは本当なのかもしれませんね。
大勢の女たち
しかし、一度は愛梨の言葉を信じかけた颯太の眠る家の前に現れた大勢の女たちは皆裸であったことはどう説明するのでしょうか笑
吉永
よく見るとみんな靴だけ履いてるのが逆にシュールですけども・・・
まあそれは置いといて、ここだけ見るとやっぱり「島外の男のエキスを・・・」みたいなあの頃を思い出してしまいますが、変わったとはいえやはり無人島。彼ら彼女らの”普通”はかなり狭い部分でしか通用しないものなのかもしれません。結局のところは限られた血筋で交わり合っていれば、いずれは終演を迎えます。以前とは振る舞いこそ違いますが、異なる思想で同じことを繰り返しているだけなんですかね笑
でも今は真凜がいるんだ！娘の前でそんなことするのはさすがにダメですね笑
年間50万円以上電子コミックを年間200冊以上読んでいる吉永が、実際に読んでみて面白かったマンガをご紹介します。1番好きなマンガジャンルはホラー系×エロですが、グロホラーから純粋恋愛モノまで何でも読みます。一番は『変な家』と『ガンニバル』、恩人は『小悪魔教師サイコ』の葛西小春、思い出のマンガは『ゾンビのあふれた俺だけが襲われない』です。
■利用している電子コミック：最推しのコミックシーモア、独占多しのめちゃコミ、最強クーポンのDMMブックス
