極限夫婦のネタバレ11話です！今回は、千尋の突然の料理教室退室に、友人たちが驚きの声をあげる！瑛太と千尋の家に隠されたルールとは？そして、海外から帰国した瑛太の母が持ち込んだ衝撃の事実とは？夫婦の関係性を大きく揺るがせる秘密が今、明かされる。早速ネタバレを見ていきましょう！
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極限夫婦11話ネタバレ
千尋は料理教室をやめた。料理教室の友人が千尋と連絡を取れないことを心配して家にやってきた。
都合が合わなくなっただけで、今は風邪をひいているのだと千尋は話す。友人はこの前会ったときに、綿屋家の家庭のルールについての話もあったので、千尋は大丈夫なのかと心配していた。家に上がろうとする友人を千尋は言い訳を駆使して追い返し、そしてこれでいいか？と、振り向く。
そこに瑛太はおらず、天井に監視カメラがあった。「見守る」と言って瑛太は部屋にカメラを設置したらしい。夫婦のルールもまた新しく増えた。
仕事から帰宅するなり、堂々と断って千尋は偉かったと瑛太は褒める。友人がやってくるのは予想通りだったようだ。たぶん友人の嫉妬で、瑛太と千尋がうまく行っているのが面白くなくて、二人の仲を裂こうとしてのだと、瑛太は勝手な予想を千尋に吹き込んでいる。
千尋は今日の行動で自分を信じてもらえたかと期待して、外出制限を解いてくれるよう瑛太に頼むが、理解をしてくれない。外出は僕と一緒ならどこへ行こうと自由なのだと反論する。一緒に行けない外出なんておかしいと瑛太に言われてしまうと、千尋は自分が悪いのかもしれないという気持ちになってきてしまう。
そんな時、離婚をして一人で海外に暮らす瑛太の母が帰国するという話が舞い込んできた。千尋は、お義母さんにならこの気持ちを分かってもらえるかもしれないと期待をしている。瑛太の母が帰国し、瑛太と千尋は迎えに行く。
瑛太が予約したホテルを案内しようとすると、母は都内のホテルがいいと我儘を言い出す。
急な話に反論する瑛太に対し、母は「ママには反論しません」ってルールを忘れたのかと、瑛太にすごむ。ギクッとして急に顔色を変え、ビクビクしだした瑛太に千尋は異変を感じる。合わない間に使えない子になってしまったのかと言う母の希望を叶えるため瑛太は動く。
三人で話していると、瑛太が幼かった頃の話題になった。大人しくて手のかからない子だったという。そして今の瑛太はちゃんとしているかとお義母さんが千尋に尋ねる。千尋が瑛太はすごく頼りになると伝えると、お義母さんは「あの瑛太がぁ？！」と、馬鹿にした様子で高笑いを始め、きっと自分のしつけが良かったのだと話し始める。
瑛太の母は子供を叱らない方針で子育てをしてきた。
「弱点克服のルール」というのがあり、何か失敗するたびに二人で考えるのだという。例えば門限4時には家にいるとか、礼儀作法、片付け、なんでもルールにしてきた。瑛太は反論もせず子供の頃からたくさんのルールを守ってきた。
千尋は気付いた。
今、夫婦でやっているルール作りは瑛太がずっとお義母さんにさせられていたことだったのだと。地道にルールを守らせるには愛が必要だと瑛太の母は自慢げに話しているが、これは愛なんかじゃなかったと千尋は気付き、涙が溢れそうになった。
帰り道、千尋は今日の二人を見て、私は愛されてなんかいなかったとわかったのだと瑛太に伝えた。
「あなたとは離婚するから」千尋は瑛太に離婚を突き付けた。
極限夫婦11話感想
カンナ
この話を読んで、夫婦間のルールは本当に微妙なバランスで成り立っているのだなと感じました。最初は瑛太さんの行動が少し過保護かなと思いましたが、彼の背景を知ってから、彼なりの愛情の表現なのかもしれないと感じるようになりました。
しかし、それとは別に、千尋さんが感じているプレッシャーや束縛感は、非常にリアルで共感できます。
人間関係におけるルール
大学生活で友達との関係を築くのも難しいですが、恋人や夫婦との関係はさらにデリケートだと感じます。特にルールや価値観の違いは、ちょっとしたことから大きな亀裂につながることもあるでしょう。この話から、二人がどれだけお互いを理解し合い、互いの立場を尊重して関係を築いていかなければならないのか、それがよく伝わってきました。
瑛太さんが子供のころにお母さんから教わった「ルール」は、彼にとって大きな存在になっているのだと感じました。
それを千尋さんにも適用しようとして、彼女が感じる圧迫感はとても伝わってきました。千尋さんが最後に自分の気持ちに気づいて行動を起こした部分は、彼女の成長や、自分の感じるものを大切にする強さを感じました。夫婦というのは、相手を尊重しつつ、自分も大切にするバランスを取るのが難しいのではないでしょうか。
千尋に課せられたルール
「家に他人をあげない」
「カメラの死角で話さない」
「一人で外出しない」
夫婦で幸せに暮らしているように見えた綿屋家ですが、他人に悪い考えを吹き込まれないために新しいルールが増やされました。夫婦円満であるためにと言いつつ、瑛太の機嫌を損ねないためにルールが作られているようです。
千尋と連絡が取れず心配して友人が訪ねてきてもカメラに監視されており、話もろくにできません。外出も自由だと言いつつ、瑛太と一緒ならOKという条件付きです。千尋は友人にも会えず、自由に一人で外出することもできず、カメラで監視された部屋に閉じ込められたような状態です。
カンナ
愛なんてどこにも感じられません。
自由を奪って自分の思うように千尋を支配したいという瑛太の欲求しか感じられません。新しく増えたルールによって夫婦愛は完全に見えなくなりました。
千尋これでいいのか？！
ルールに縛られていた瑛太
海外で暮らす瑛太の母親が帰国しました。
平穏な夫婦生活のためとはいえ、瑛太に縛られた生活にさすがに不自由を感じ始めた千尋は、この気持ちをお母さんなら理解してくれるだろうと考えます。ルール緩和を求めるいい機会だと思っていた千尋ですが、まさかの展開でしたね。
お義母さんは海外で暮らしているので、これまで千尋はほとんど会ったことがなかったようです。久しぶりに再会し、そこで夫の異変に気付きます。母親の前だとビクビクし始め、無理な要求に反論することもできずになんでも言うことを聞きます。
夫婦生活で異常とも思える瑛太の行動は、彼の育った環境に要因がありました。
幼いころから母親になんでもルールを制定されて、それに反論することもできず、たくさんのルールを守って生きてきました。千尋は今、私たちがやっていることは、瑛太がずっとお義母さんにさせられていたことだったのだと気づきました。
自分が瑛太と決めたルールを一生懸命守っていた時には気付くことができなかったけれど、他人の事だとわかってしまったようです。ルールは夫婦円満のためなんかじゃなくて、瑛太がお義母さんにされてきたのと同じように、千尋を縛り付けて服従させるためのものだったと千尋は気付きました。
愛されてなんかいなかったと思い知った千尋は瑛太に離婚を申し出ました。
カンナ
瑛太は育った環境のせいで、自分が悪いことをしたという感覚を持ち合わせていなさそうな気がします。
離婚を突き付けられて初めて客観的に見ることができて、自分のしてきたことが異常だったと気付けるでしょうか…
年間50万円以上電子コミックを年間200冊以上読んでいる吉永が、実際に読んでみて面白かったマンガをご紹介します。1番好きなマンガジャンルはホラー系×エロですが、グロホラーから純粋恋愛モノまで何でも読みます。一番は『変な家』と『ガンニバル』、恩人は『小悪魔教師サイコ』の葛西小春、思い出のマンガは『ゾンビのあふれた俺だけが襲われない』です。
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