この学校には弁護士が必要ですのネタバレ3話です！3話では、國崎の不満が爆発寸前だ。学校はいじめを覆い隠す体制に甘んじていた。突然、朋子からの電話が事態の深刻さを物語る―澪が行方不明だ。國崎、橋岡、長塚―彼らの運命が、一つの携帯電話のバイブとともに、静かに狂い始めた。早速3話のネタバレを見ていきましょう！
現在『この学校には弁護士が必要です』はめちゃこみでのみ配信されています。
期間限定で無料で読める部分も大幅に増えてます。広告でも話題の作品なので、興味のある方は今のうちに読んでみてください。
※この情報は2023年10月31日時点でのものです。詳細は公式HPを御覧ください。
ネタバレ3話
國崎は学校の対応を気に食っていなかった。いじめがあると評価が下がる現状の制度では、あのような学校をなくすことはできないと考えていた。
そこに朋子から電話が入り、澪がまだ帰ってこないとのことだった。
その頃、澪はいじめっ子たちに呼び出されていた。押し倒されて財布を奪われたが、中に現金がないことを知ると、万引きを強要された。そして奴らは澪にコンビニで万引きさせたときの写真を取り出して再度脅迫を始めた。そして電気屋の前に到着したところで、澪のスマホのバイブが鳴った。
それも奪われそうになったとき、國崎が現れた・・・
そして名刺を渡すが、澪のスマホを持ついじめっ子は「澪にもらった」とヘラヘラしていた。そしてスマホを地面に落とし、踏みつけてまたしても画面はバリバリになってしまった。。。
ネタバレ4話
バリバリになったスマホと澪をその場において去っていったいじめっ子たちは、完全に國崎のことを舐めきっていた。
そして國崎はPCを取り出し、キーボードを叩くと、一連のいじめはすべて録画されていた。先程の映像はすべてサーバーにアップされており、これをもって反撃のターンが開始されることになった。
その映像を律に見せると、隠し撮りのような違法動画は証拠として使えないと騒がれるが、國崎は「澪の親が心配してたまたま撮れたものだ」と笑っていた。しかし画面を見ると、いじめっ子どもが澪の家に向かっている事に気づき、國崎も急いで澪の家に走り出す。
インターフォンを押す直前に到着した國崎に対して再度暴言を吐くガキどもに対して・・・
- 窪園ナルミ
- 金津忠道
- 長塚浩生
- 橋岡佑里
名前を言い放ち、それぞれに封筒を手渡した・・・
感想
吉永
ついに反撃のターン開始ですね！
なにか法的なアクションがなければいじめっ子は「うちら未成年だし♪」とか考えてますが、もう遅いですね。
今回國崎は”通知書”と書かれた紙をやつらに手渡し、さらに実家にも内容証明を送っているとのことで反撃のターンが開始されました！
学校の現実と國崎の挑戦
國崎の心境は、学校のいじめ問題に対する消極的な姿勢に対して、明らかな不満を抱えている状態から始まります。評価システムの歪みが、問題の根絶よりも隠蔽を奨励していると感じる國崎の冷静ながらも切実な危機感は、ただの不平ではなく、行動を伴う強い意志の表れです。澪の行方がわからなくなったという朋子の電話は、國崎の心の中の危機感を一層強める出来事でしょう。
澪の不在は、國崎にとってただの報告以上の意味を持ち、緊急を要する事態として捉えられています。
澪の苦境と國崎の介入
澪が直面している危機は、いじめの状況を鮮烈に描き出します。財布を奪われ、現金がないことで万引きを強要されるという状況は、澪の感じる屈辱と恐怖を容易に想像させます。写真による脅迫はさらにその心理的圧迫を強めますが、いざ國崎が現れたとき、その落ち着いた行動とは裏腹に、内心では怒りと緊張が渦巻いていることでしょう。
名刺を差し出すことで威厳を保とうとするものの、いじめっ子たちによるスマホの破壊は、國崎が感じる無力感と怒りを新たな高みに押し上げる出来事です。
録画された真実と反撃の始まり
すべてが録画されていたという事実は、國崎の先見の明と状況をコントロールしようとする深い決意を示しています。律が証拠の合法性について指摘する場面では、國崎がどのようにして自らの行動を正当化し、澪を守ろうとするかの洞察力が垣間見えます。
笑顔で対応する國崎ですが、その表情の裏には、法の網の目をかいくぐるための知恵が隠されているのです。
いじめっ子たちが澪の家を目指していることを知り、國崎が急いで駆けつけるシーンは、危機への迅速な対応と、澪への深い責任感を感じさせます。そして、いじめっ子たちに名前をつげ、封筒を手渡す國崎の姿は、正義の執行者としての冷静さと決意を見事に描いています。
この一連の行動は、國崎が持つ正義感と、いじめという社会問題に対する深い憤りを具現化していると言えるでことでしょう。彼の行動は、ただの個人的な復讐ではなく、より大きな社会的な変革を促す力となりうるのです。
混沌を超えて
物語のこの部分は、澪を取り巻く危機的な状況と、國崎の緻密な対応策の描写により、緊迫感とスリルが共存しています。國崎の冷静さと情熱が織りなす行動パターンは、いじめという社会問題に立ち向かう個人の力の大きさと限界を、リアルに感じさせます。そして、この物語はただ単にいじめられる側の苦痛を描くのではなく、それに対する抵抗の形としての國崎の行動に焦点を当てている点が特筆すべきです。
全体を通して、この物語はいじめという深刻な問題に対する一人の戦いを描いていると同時に、個人が社会的な正義を求めて行動することの重要性と複雑性を浮き彫りにしています。國崎の行動は、多くの読者に対して強い共感を呼び起こし、現実世界での類似した問題に直面したときの行動の指針となるでしょう。そして、この物語は読者にとって、不正に立ち向かう勇気と知恵の必要性を力強く思い起こさせる作品となっています。
年間50万円以上電子コミックを年間200冊以上読んでいる吉永が、実際に読んでみて面白かったマンガをご紹介します。1番好きなマンガジャンルはホラー系×エロですが、グロホラーから純粋恋愛モノまで何でも読みます。一番は『変な家』と『ガンニバル』、恩人は『小悪魔教師サイコ』の葛西小春、思い出のマンガは『ゾンビのあふれた俺だけが襲われない』です。
■利用している電子コミック：最推しのコミックシーモア、独占多しのめちゃコミ、最強クーポンのDMMブックス
