この学校には弁護士が必要ですのネタバレ5話6話です！5話6話では、過去の影を背負う國崎と、絶望の淵に立つ澪。学校の屋上で繰り広げられる救済のドラマに、読者の心は震える。いじめという社会の暗部に立ち向かう一人の弁護士と、救いを求める少女の物語が解決に向けて加速する・・・！早速5話6話のネタバレを見ていきましょう！
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ネタバレ5話
損害賠償請求
被害届
その通知書には上記のパワーワードが含まれていた。國崎は彼らの行為を傷害・強要・窃盗・恐喝・器物損壊の犯罪であるとして立件する意向を伝えた。さらに先程國崎の行ったツイートが炎上しており、いじめっ子たちが万引きしている様子が添付されていた。
うろたえるいじめっ子たちにも毅然として一歩も引かずにいると、やがていじめっ子たちはその場から去っていった。その後家の中から朋子が慌てて飛び出してきて、「澪がいないんです！」と泣きついてきた。それを受けて、國崎は澪のスマホに仕込んだGPSを辿って走り出した。
学校の屋上に澪はいた。転落防止のフェンスに足をかけたところに國崎が駆けつけ、いじめっ子たちが保有していた澪の万引き画像はすべて削除し、今後澪の行ってしまったことが明るみに出ることはないと告げた。
そう告げると澪は泣き出し、あんな画像を朋子に見られたら生きていけないと思ったと泣き出した。國崎は「仮に澪が死んでもあいつらはすぐに忘れちまうよ」と話した上で、澪の行為を諫めるとさらに大きく澪は泣き出した。そして國崎は自身の過去を語りだした・・・
ネタバレ6話
学生時代、國崎の親友は自殺していた。
中学時代、國崎と親友の佐竹はいじめられていた。その日も散々殴られた後、互いに互いの存在の尊さを実感していた。二人なら耐えられると考えていたが、その日のいじめは「殺し合いゲーム」だった。國崎と佐竹はナイフを握らされ、対峙させられていたのであった。
当然動けなかった二人に業を煮やした一人が佐竹を押すと、佐竹のナイフは國崎の首から顔にかけて突き刺さり、その場には大量の出血があった。いじめっ子は二人を置いてその場から逃げ出し、國崎は何も言えなかった。翌日、佐竹の机には花が供えられていた。
優しい人間が損をする世界だが、澪のような優しい人間には生きていてほしい。
そう言うとその場に澪は泣き崩れた・・・
感想
何にしても澪が助かってよかったです。
國崎も自身がいじめられていた過去から、今の仕事に就いたんですかね。
「いじめっ子はいじめのことを忘れちまう」というのは真理だと思います。あいつらは「昔はやんちゃだったからな」と美談にするだけで、被害者の気持ちを考えられない”優しくない人間”ですからね。國崎GJです！
國崎の過去
佐竹の自殺は、國崎にとって計り知れない喪失感と罪悪感を引き起こしたはずです。親友の死という経験は、國崎の中にいじめへの深い怒りと、それに立ち向かうための強い動機を植え付けました。國崎は、いじめによってもたらされる痛みと苦しみを他の誰にも味わってほしくないという強い意志を持つようになったのです。
この過去が、國崎が学校専門の法律事務所を開業する大きな動機になったと考えられます。彼自身の苦い経験は、彼をいじめ問題に特化した法的な専門家へと駆り立てた。國崎の目指すところは、ただの報復ではなく、教育現場におけるいじめという深刻な問題に対して、法的な枠組みの中で正義を実現することです。
いじめ被害者が法的に保護され、加害者が適切な罪を問われるようにすることで、國崎は他の若者が佐竹と同じ運命を辿ることを防ぎたいと願っているのでしょう。そのために、彼は自らの過去を糧とし、いじめ問題に深く関わる専門職としてのキャリアを築いているのです。國崎の法律事務所は、いじめ被害者にとっての避難所であり、加害者にとっての抑止力となる存在を目指していると言えるでしょう。
澪といじめっ子
國崎の言葉は、澪にとって非常に強い影響を与えたに違いありません。彼女は自らの苦しみを一人で背負っており、朋子に自分の恥ずかしい画像が知られたら、それ以上生きていけないという絶望的な感情に苛まれていました。
そんな中、國崎から「仮に澪が死んでもあいつらはすぐに忘れちまうよ」という現実的かつ厳しい言葉を受け、自分の命を絶つことがいじめっ子たちにとって何の解決にもならないこと、また彼らの記憶に長く留まることもないという事実を突きつけられたのです。
國崎が自分の過去と苦悩を語り、いじめによる深刻な結末を自ら経験したと共有したことは、澪にとってさらに強い共感を呼び起こしたでしょう。彼女は國崎が自身と同じような苦しみを経験し、それを乗り越えて強い立場に立っていることに気づき、新たな希望と支援を感じたに違いありません。
澪は、國崎の言葉と行動から、孤独ではないこと、誰かが彼女の苦しみを理解し、彼女を守ろうとしていることを感じ取ったと思われます。それは澪にとって心の支えとなり、また立ち直るきっかけとなった可能性が高いです。國崎が提供したのは、単なる慰めではなく、澪の状況を変える実際的な手段と、前に進むための精神的なサポートだったのです。
学校側の対応
國崎が公に事件を取り扱い、且つ法的措置を取る意向を示したためでしょう。学校はいじめ問題を内部で処理し、外部に知られることなく解決したいと考えることが一般的です。しかし、國崎の介入により、事件は一般に知られる可能性が高まり、学校の評判や信頼に悪影響を及ぼすリスクが高まりました。
内部調査の徹底
学校は事件の詳細を調査し、関与した生徒や教員に対して適切な処分を下すことが求められます。これによって、学校が問題を真摯に受け止め、改善に努めている姿勢を見せることができます。
対外的なコミュニケーションの強化
学校は保護者や地域社会に対して、事件についての情報を透明にし、学校がいじめと戦う姿勢を明確にする必要があります。信頼回復のために、積極的な情報公開とコミュニケーションが必要になるでしょう。
予防策の導入
学校はいじめを防止するための具体的なプログラムやシステムを導入することが必要です。カウンセリングの強化、いじめ防止教育の充実、ピアサポートの導入などが考えられます。
法的対応の準備
國崎が取り上げた法的問題に対して、学校も自身の法的代表者を通じて対応する必要があるかもしれません。國崎の提示する証拠や主張に対して適切な対応を計画することが予想されます。
学校側にとって、國崎の行動は大きなプレッシャーとなりますが、これを機にいじめ問題に真剣に取り組むチャンスでもあります。ただし、そのためには学校側の真摯な姿勢と、根本的な問題解決に向けた実行可能な対策が必要です。
年間50万円以上電子コミックを年間200冊以上読んでいる吉永が、実際に読んでみて面白かったマンガをご紹介します。1番好きなマンガジャンルはホラー系×エロですが、グロホラーから純粋恋愛モノまで何でも読みます。一番は『変な家』と『ガンニバル』、恩人は『小悪魔教師サイコ』の葛西小春、思い出のマンガは『ゾンビのあふれた俺だけが襲われない』です。
■利用している電子コミック：最推しのコミックシーモア、独占多しのめちゃコミ、最強クーポンのDMMブックス
