復讐代行14、15、16話のネタバレを掲載しています!今回では、バレー部顧問の橋本への復讐が実行に移される。市長も参加する壮行会にてバレー部の発表が始まり、橋本がマイクを持った瞬間、根岸の作戦が開始される。復讐代行話のネタバレを見ていきましょう!
復讐代行ネタバレ14話
翔は教師に擬態した根岸を見て驚いていたが、何もするなという言葉を思い出して部活中にもぼーっとしていた。橋本はその様子を見て怒鳴りつけて「特待生だからレギュラーに選ばれるのは当然だと思っているのか?」と罵倒されたものの、翔は「選ぶ気なんかないくせに」と言い返した。
その様子を見て部員たちは驚くが、橋本は再度竹刀を翔に浴びせて何度も何度も叩きつけた。翔は殴られながらも我慢しないことの快感を感じ、橋本に笑顔を見せた。橋本は再度殴ろうとしたところ、根岸が現れて「これが伝統的なしごきですか?」と確認し、来週の壮行会にて流す予定のPVを作成するために、バレー部の様子を撮影するように校長から頼まれていることを告げた。
そしてスマホを構えると、橋本は渋々根岸を体育館のなかに招き入れ、撮影を始めた。その日の練習後、ロッカーにて翔は先輩に詰められ、部活を辞めるように言われていた。そこに根岸が乱入し、いじめの様子を撮影していた。そして止めに入る部員を根岸は一本背負いをかまし、倒れたところ首を踏みつけた。
部員たちはさんざん騒ぎ始めたが、先程のいじめの動画を流すと部員は何も言えなくなっていた。そして近くのロッカーを蹴り飛ばして威圧をかましていた。
復讐代行ネタバレ15話
職員室にて、根岸が立ち上がると一人の教師とぶつかってしまい、持っていた書類が床に転がってしまった。その隙にUSBメモリを取り替え、その後USBメモリの内容を校長と確認すると、バレー部員達がまじめに練習をしている風景が映し出されていた。
校長も西尾教員も肯定的な様子であり、根岸の復讐作戦は始まりを告げた。
翌日の壮行会にて、吹奏楽部の演奏が終了し、市長も生徒の活躍を見て喜んでいた。次にバレー部の発表が控えており、放送室では西尾がUSBを準備しており、司会の声に合わせて動画を流し始めた。橋本が話し始めると、翔の母も「自慢の息子」の晴れ舞台を楽しみに目を輝かせた。
そして橋本が話し始め、壇上に上がった部員たちは暫定レギュラーです、と告げた。が、事前に翔に対して「直前でエントリーから外すからな」と言われていたこともあり、翔は殺意を込めた目をしていた。橋本が話をしている途中、突然電気が消え、画面上には西尾が意図しない映像が流れ始めていた。
「男子バレーボール部のいじめ実態」と題されたスライドが流され、そこには橋本が翔を何度も殴りつけている光景が流れ、西尾がUSBを外しても映像は止まらず、体育館中がパニックになった。
復讐代行ネタバレ16話
橋本は自分の悪行が流されていることに焦り、席に座る根岸を見るとやはりほくそ笑んでいた。市長も校長に詰め寄っており、司会進行がなんとか映像を止めたものの、翔の母は橋本に詰め寄った。竹刀で生徒を叩くというパワハラを目の当たりにして、吉田翔の母であることを告げ、その後ろで翔がこれまで隠していたことを謝った。
しかし母は涙を浮かべ、翔を抱きしめた。その様子を見て校長も橋本に詰め寄り、絶体絶命に追い込まれた橋本は翔に「あれはおふざけだよな?」と母を突き飛ばして駆け寄り、自身の保身に必死だった。その様子を見て翔は笑って拳を叩き込み、床に倒れた橋本は逆上して叫び散らすが、母が橋本の胸ぐらをつかみ、こっちから願い下げよ!と橋本の進退を示唆していた。
1ヶ月後、公園のベンチで勉強をしている翔のもとに根岸が現れた。翔は部活を退部しており学費免除はなくなっていた。しかし大学には進学するつもりであり、学費を稼ぐために働きながら勉強を続けていた。そして復讐を頼んだにもかかわらず、翔が手を出してしまったことで計画が壊れてしまったことを謝った。
- 橋本は懲戒解雇
- いじめに加担した部員は退学処分
- 保護者席にいた週刊誌の記者により大炎上
復讐が成功に終わったことを知り、翔は大学を卒業したら根岸の事務所で働きたいと口にした途端、根岸は「母親に犯罪者になるとでもいうつもりか?」「自慢の息子くん」と冷たい目に変わり、そのまま翔に背を向けた。翔は根岸が見えなくなるまで頭を下げていた。
復讐代行考察
翔はいい子
橋本やいじめをしていた生徒には正義の鉄槌が下ったようでスッキリしましたね(笑)
しかし翔があそこで橋本を殴ってしまったことで翔自身もその責任をとって退部となり、それにより特待生の学費免除もなくなり、通常の学費を稼いでいるという、やはりこの子はいい子ですね。母に迷惑をかけたくないという「自慢の息子」だと思います。
ひとまず金銭的な面で100%工面できないという経済的な事情もあるでしょうが、それでも母のために、ということでアルバイトを始めるなんて感動的です。
復讐代行屋は反社
そして最後に翔が根岸と同じ仕事がしたいとつげたところ、根岸は早々に断りを入れていました。自分が犯罪を犯しているという印象はあるようですね。だからまともな世界に暮らす翔にはこっちに来てほしくない、翔には明るい世界だけで生きていってほしいという考えがあるようです。
この辺考えると根岸はだいぶまともな感性がありますね、って思うんですよね。なので他の漫画でよく登場する、いわゆるサイコパスキャラとはどこか違う気がします。彼らは人を殺すことに疑問を抱かなかったり、他者を傷つけることに問題意識がなかったりしますが、根岸は自分の行為が「悪」であることを理解していますからね。
とはいえ罪悪感なく復讐を行っているわけですが、そこに罪の意識は0ではないでしょう。なのでその人間味のあるままでよく復讐代行屋という反社会的集団を懲らしめる、反社会的な行動ができるな〜と思います。根岸と『小悪魔教師サイコ』の葛西小春とぜひ対談してみてほしいもんですね(笑)
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