彼は『これ』は復讐ではない、と言ったのネタバレ4話です!4話では、第2のターゲットである北井新一郎への復讐が開始される。彼は現在高校教師をしており、担当する女子生徒へ手を出そうと画策していた。当時から何も変わっておらず、相変わらず性欲に支配されていた・・・。早速4話のネタバレを見ていきましょう!
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ネタバレ4話
和馬の葬式が催されていた。参列していた人々の中にはかつてのいじめっ子の姿もあった。
彼らは葬式の後、ビリヤード場に向かった。そこで数子は和馬の死を怖がっていると、周は「龍吉かもしれない」と言い出すとその場は静まり返った。周は独自のルートで仕入れた情報を語り、和馬は眼球にラー油をかけられ、さらに生きている間に口の中に土や草を詰め込まれていたらしい。その話を聞いて、当時龍吉にしていたいじめを思い出していた。
そんな!あれくらいのことで!?
数子は叫ぶと、北井は警察に通報しようと言いだしたがそれは優子が静止した。優子は女優として活躍し、今度のドラマにキャスティングされたばかりで問題を起こすことを嫌がっていた。さすがの北井も優子に食いかかるが、それでも優子は鬼の形相で全員に警察に通報することを止めた。周もビリヤードをしながら今後の動向を見計らっていた。
警察にて、和馬の遺体を目にした刑事は「犯人は相当な恨みを持っていたに違いない」とつぶやき、新米刑事も眼球に入れられたラー油を見て違和感を感じていた・・・
一方で北井は教壇の前で不安を感じていた。周の話を聞いて「龍吉の犯行かもしれない」と感じ、自分の見の危険を感じていた。しかし優子に通報を固く禁じられていることからどうしようできないもどかしさを感じていた。久しぶりに会った優子の美貌に久しぶりに鼻の下を伸ばし、周と優子の関係性を気にしていた。
そんなとき、教室のドアが開いた。そこにいたのは女子生徒の宮山だった。北井は下心からではあるが、宮山の人間関係のトラブルを解決していたのだった。北井の言葉に涙を浮かべる宮山を見て、「これはヤレるかも」と下卑た笑みをこぼしていた。高校時代には優子とのワンチャンを狙いすぎて童貞のまま過ごしたことをコンプレックスに感じており、ここへ来て現役JKとできるかもしれないという希望を感じていた。
人生がいい方向に向いてきた。そう感じて無意識にスキップをしていた北井の姿を遠くから・・・覆面を被った龍吉が見上げていた。
感想4話
前回龍吉に殺された和馬の葬式に集まった一同ですが、関係性は変わってないようですね。
特に周と優子を頂点としたヒエラルキーを見ると笑ってしまいますね。大人になっても子供時代に引っ張られているのが最高にしょうもない。
北井新一郎
基本的に高校時代の人間関係を引きずっているようですが、一応年を取ったことでそれぞれの道に進んで入るようです。
新たなターゲットである北井新一郎は高校教師となり、後述しますが自身が担任する宮山という生徒とのワンチャンを狙っています。彼のように見た目が醜く女性ウケしないタイプは、そのコンプレックスから周のようなイケメンいじめっ子とつるむことで自身のカーストを高めようとします。特定の環境で上位のグループにいることで自動的に格が上がったように感じる現象ですね。
しかし誰がどう見ても北井はそのグループで浮いているのですが、本人だけがそれに気づいていない。そして周の言う通りに動く、完全なる下僕と化しているために制御が効かないところがあります。北井のような精神年齢が著しく低いタイプが社会的に危険なんですよね。
それぞれの現在
優子は女優として活動し、ドラマにキャスティングされていることからそこそこ成功しているみたい。和馬は既に亡くなっていますが、良いところの会社員で一時は成功していたようです。大久保は不明ですが、おそらく悪い方向に入ってなかったようです。そして周は不明、だけどおそらくはかなりすごいところに勤めているようなオーラを醸し出しています。
なんかな~、彼らを見ていて思ったんですが、なんでいじめをしていた犯罪者のほうが成功するんでしょうね。
ある意味で「成功する方法を知っているから」なんですかね。
他人を蹴飛ばして自分の行く道を切り開いてきたから、それを社会に出てからも続けていたからなのかもしれません。あとは強いものに逆らわないってことも彼らの基本ルールなのかもね。成人してからも周に従っているなんて笑っちゃいますね。今でも彼らは思考停止しているように感じました。