彼は『これ』は復讐ではない、と言ったのネタバレ5話です!5話では、北井新一郎の欲求がついに爆発する。宮山を助けたのも全てはこのときのため、すべては北井の歪んだ性欲を満たすためだった。計画を実行しようとする北井だったが、宮山はあるものをみつけてしまう・・・。早速5話のネタバレを見ていきましょう!
シーモアで話題の『彼は『これ』は復讐ではない、と言った』は現在無料で公開されています!
期間限定の無料公開なのでこの機会に読んでみてください!
続きを読みたい場合にも、無料会員登録で70%OFFで読むことができるので今すぐに読んでみてください!
ネタバレ5話
北井は「宮山が自分に好意を抱いている」という勘違いに興奮を隠せず、宮山の待つ教室に入っていった。そして”計画”を実行に移すために宮山の家の場所を聞き出し、北井の自宅に連れ込もうとしていた。宮山は特に気にすることもなく普通に話していると、窓の外に仮面を被った龍吉の姿が見えたので思わず叫んでしまった。
これにより、北井の計画は一時中断となり、車で家まで送ることになった。そのことに憤っていた北井は宮山とヤれなかったことにさらに悶々としていた。
そしてこのお化け騒動を宮山をいじめていた女子生徒のせいだと決めつけるも、そんなはずはなかった。適当にあしらわれてしまったが、頭の中では宮山のことでいっぱいだった。
一方で当の宮山は自宅に戻り、昨晩の龍吉をお化けと認識しており、その正体を考えて不安になっていた。そんなとき、宮山のスマホから通知音が鳴った。
翌日の放課後、北井は教室で昨晩のお化け騒動を再度考えており、龍吉の仕業ではないかと考えるようになった。そして教室の扉に人影が写り、「龍吉が来た!」と直感で感じ取り、その人影に向かって罵声を浴びせた。
「いじめられる方が悪い」
そう言い切ると、ゆっくりと扉が開き、向こうに立っているのは龍吉ではなく、怯えた宮山がそこに立っていた。
感想5話
吉永
個人的なあれなんですけど、主犯はもちろんクズなんですが、北井みたいな金魚のフンの方がムカつくのってなんでなんですかね?
そんな北井もそろそろ死亡時期が迫っております・・・
北井の葛藤と期待
北井は、宮山が自分に好意を持っているという誤解を抱いており、この誤解が彼の期待や興奮を喚起させる要因となっているのは明白です。彼が宮山の家の場所を探ろうとする行動や、後の場面で宮山との関係を進展させようとする姿勢は、彼の中にある性的欲求や期待感の現れといえます。北井のこのような感情は、もしかすると彼自身の不安や孤独、または学校生活での位置づけに起因するものかもしれません。
元々北井はキョロ充ですから、倫理観の発達が弱いですね。
突如として現れる仮面の龍吉
仮面を被った龍吉の突如としての登場は、物語の流れに一気に緊張感や不安を持ち込んでいます。彼の正体や目的が明確でないため、その存在が物語の中でどのような役割を果たすのか、読者の好奇心をくすぐる要因となっています。
逆に言うと犯人の正体がわかっているわけですから、ミステリーではなくサスペンスと言えるでしょうね。
宮山の純粋さと不安
宮山は、北井の期待に気付かず、あるいは気にしないで通常通りの行動をとっています。彼女のこのような振る舞いは、彼女が純粋であり、または他人の期待や意図に鈍感である可能性が考えられます。しかし、龍吉の存在に対しては明確な不安を抱いているようです。彼女が龍吉をお化けとして認識し、その正体を思案している場面は、彼女の内面にある純真さや繊細さを伺わせます。
吉永
最近は特に教職者による生徒に対する性犯罪も増えているので、気をつけてほしいです。
誤解と衝突
北井が教室の扉の影を見て直感的に龍吉だと感じ、罵声を浴びせる行動は、彼の焦燥感や不安を象徴しています。そして、実際には宮山がその場所にいたという事実は、二人の間の誤解や関係の複雑さをさらに強調しています。このような誤解や意外性は、物語の流れを一気に変える要因として機能しています。
深遠なテーマの提示
「いじめられる方が悪い」という発言は、物語の背景にある社会的・心理的なテーマを示唆しています。この一言には、いじめや社会の価値観、人々の思考や感情に関する深遠なメッセージが隠されている可能性があります
吉永
でもでも、最初に言ったように、やはり北井みたいな金魚のフンが一番嫌いです笑