おひとり様には慣れましたので。ネタバレ2話!ニコルの無関心 | マンガファン
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おひとり様には慣れましたので。ネタバレ2話!ニコルの無関心

おひとり様には慣れましたので。 婚約者放置中!

おひとり様には慣れましたので。婚約者放置中!のネタバレ2話です!2話ではニコルがケイオスに対して持つ本心を知ったとき、ケイオスは深い衝撃と不安に襲われる。これまで当然と考えていたニコルの愛情が揺らぎ、彼女が自分から離れていく現実に直面することで、安心感が崩れ去る。早速2話のネタバレを見ていきましょう!

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ネタバレ2話

学園の子女は卒業と同時に婚姻の儀を挙げるのが通例である。

生徒の多くは学園の中でもできるだけ多くの時を共に過ごすのが一般的である。

ニコルはその対極にいた。ケイオスと幸せになれると噂の公園に行ったらどうかと言われても「キャロラインと行けばいい」と笑顔で返す。ケイオスのことを考える必要から解放され、もう手紙も書くことも、お茶をする必要もないのだから。

昼食の時間になり、一人で食堂に行くといつものランチボックスかと聞かれたが、一人用のAセットを注文した。

他の学生たちは婚約者が迎えに来るのを待つのが普通である。だがケイオスはニコルを迎えに来たことはなく、これまでは下位貴族の令嬢たちとご一緒させてもらっていた。生徒会だから仕方がない、そう思っていたものの、ケイオス以外の生徒会メンバーは時々婚約者と過ごしている事実を知ってしまった。

開き直って一人で食堂でランチをしていると、他の令嬢たちが気を使ってかニコルの元にやってきた。さらに公爵令嬢のロベリアも、マウンティングのつもりでケイオスのことを聞いてきたが、ニコルは笑顔で「ケイオスとランチを食べたことは一度もない」と答えた。あまりの悲惨さにロベリアも泣き出してしまった。

その後もニコルは学園を一人で闊歩するようになり、次第とヒソヒソ声も聞こえなくなってきた。

花祭りの日、毎年令嬢たちはどんな花をもらえるのか楽しみにしていた。ニコルは去年、ケイオスからキャロラインにあげた残りの花をもらったことを話し、今年はもらいにいかないと言い切った。

一方のキャロラインはケイオスに婚約者とのことを聞いてみた。最近全く会っている気配がないことから不審がり、アルバートはニコルが行商に一人でいたことを話し、ジークも一人で本屋にいたことを話した。

幼馴染のキャロラインが来年、隣国の王太子と婚姻が決まっている。それまでキャロラインの騎士でいると誓っているが、確かにニコルが一人でいることは気になっていた。その頃、ニコルはケイオスに手紙を書いていた。

義理でニコルの花を用意してしまうかもしれないからと、不要である旨を書いて投函してしまった。

ケイオスは、ニコルがやきもちを妬いているのかと思っていたが、そうではなかった。ニコルは、自分ではケイオスを楽しませられないからとひたすらにキャロラインの話をしてやり過ごそうとしていたのだった・・・

感想2話

事態は思ったよりも深刻です。

カンナ

ニコルのように「どうせ私のことなんてなんとも思ってないんでしょ」みたいな時は時々ありますけど、

大体の場合は「でもこっち向いてほしい」的な気持ちが残っている場合がほとんどだと思います。

しかしニコルにはそのような気持ちが微塵もなく、心からどうでもいいと思ってしまっているほんとにやばい状態だと思います。

ニコルの無関心

最初はケイオスに対して期待を持っていましたが、彼の行動や態度によってその気持ちは次第に冷めていきました。

ニコルは、ケイオスがキャロラインに対して特別な関心を寄せていることを痛感し、自分の存在が二の次であることに気づいています。彼がキャロラインを優先するたびに、ニコルの中でケイオスに対する期待や愛情は薄れていきました。彼女は、ケイオスに対して何も期待しないことで、自分を守ることを学びました。

ニコルの心の中では、ケイオスに対する愛情は冷め、代わりに彼に対する無関心や諦めが芽生えています。彼が自分に対して冷淡であることに対して、最初は悲しみや失望を感じていましたが、次第にそれらの感情も消え、彼に対して何も感じなくなっていきました。

この変化は、ニコルにとって解放感をもたらしました。彼女はケイオスに対して特別な感情を持つことをやめ、自分の人生を自分のために生きることを決意しました。彼に対する愛情や期待がなくなることで、ニコルは心の平穏を取り戻し、自分の幸せを追求するようになりました。

キャロラインと行けばいい

この言葉は心からの本心です。この言葉はニコルの心情を深く反映しており、彼女の心の中でケイオスに対する特別な感情が完全に消え去っていることを示しています。

ニコルは、ケイオスがキャロラインに対して特別な関心を寄せていることに気づき、その現実を受け入れています。彼女はもはやケイオスに対して愛情や期待を持っておらず、彼がキャロラインと幸せになることを望むようになっています。

彼女はケイオスと一緒に過ごすことに意味を見出せなくなり、自分自身の人生を大切にする決意を固めています。彼がキャロラインと幸せになることを願うことで、自分もまた新たな道を歩み始めることができると考えています。

ケイオスの心情

ニコルの本心を知ったとき、ケイオスは深い衝撃と不安を感じるでしょう。これまで何だかんだ言っても自分に付き従ってくれるだろうと思っていたニコルが、自分から離れていくという現実に直面し、彼の中で安心感が揺らぎます。

ケイオスは、ニコルがキャロラインと幸せになれる公園に行けばいいと言い放った言葉を最初は冗談や強がりと受け取っていたかもしれません。しかし、彼女の態度が本心から来ていることを理解した瞬間、彼の心の中で一抹の不安が広がります。ニコルが自分に対して愛情を持たず、心から解放されていることに気づき、これまでの自分の行動が彼女を傷つけ、遠ざけてしまったことを痛感するのです。

彼は、ニコルが自分を必要とせず、むしろ自分から離れることを選んだという現実に直面し、自信を失うでしょう。ニコルの愛情が揺るぎないものであると過信していた彼にとって、彼女が離れていくことは想定外の出来事でした。この安心感が崩れることで、彼の心には大きな空白が生まれます。

カンナ

今回の場合ケイオスに非がありますね。

ただ、理由はどうあれニコルにはもうケイオスに対して特別な感情がないんですよね。

一旦こうなってしまうともうもとに戻ることはないのかと思います。

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