◆導入:時給6,000円の怪しすぎるバイト
主人公の青年・**ケンタ(仮名)**がネットで見つけたのは、
“レンタル倉庫の整理”という簡単そうなバイト。
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作業時間:3時間
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作業内容:倉庫に置いてある箱を並び替えるだけ
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時給:6,000円
あまりの好待遇に不審がりつつも、
「箱を動かすだけなら余裕」と軽い気持ちで応募するケンタ。
依頼主は無口な中年男性で、
ケンタに倉庫の鍵と作業指示の紙を渡します。
しかし、その紙には第1話に続く 奇妙なルール が書かれていました。
◆◆作業指示に書かれた“異常なルール”
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赤いテープが貼られた箱には触れないこと
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棚の一番下の箱は絶対に開けないこと
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作業中、背後で物音がしても振り返らないこと
普通の片付けバイトでは考えられない内容。
特に「開けないこと」や「振り返らないこと」は、
もはやホラーの予告そのもの。
ケンタは疑問に思いながらも作業を開始します。
◆倉庫内の様子|狭い・暗い・空気が重い
倉庫の中は薄暗く、換気も悪いため空気がどんよりしている。
いくつもの段ボール箱が乱雑に積まれ、
奥のほうには 真っ赤なテープをベタベタに貼られた箱 がある。
ケンタは「あれ触るなって書いてたな」と思いながら、
テープの箱を避けて作業を進める。
最初の1時間ほどは順調で、
本当に「ただの片付けバイト」に思えた。
しかし――
異変はその瞬間、突然起きる。
◆◆背後で「ガサッ…」と物音
棚の一番下に積まれた箱を移動させようとしゃがんだ瞬間、
背後から何かが擦れるような音が聞こえる。
ガサッ…
カサ…カサ…
倉庫内はケンタひとり。
誰もいるはずがない。
ケンタの頭にルール③が浮かぶ。
「背後で物音がしても、振り返らないこと」
だが、人間は“音の正体を確認したくなるもの”。
恐怖より好奇心が勝ち、
ケンタはゆっくり振り返ってしまう。
◆振り返った先に「誰かの腕」
倉庫の奥の棚の間から、
白い“腕のようなもの”が半分だけはみ出している。
しかも、その腕が
ドンッ…ドンッ…
と棚を叩くように動いている。
ケンタは恐怖で固まるが、
「誰かが閉じ込められてるんじゃ…」
という思いが生まれ、助けるべきか迷ってしまう。
しかし、この“疑い”こそが罠。
次の瞬間、腕がずるり、と棚の奥へ消え、
代わりに倉庫の奥から 何かが這い回る音 が響き始める。
ケンタは震えながら作業を続けようとするが――
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◆◆赤テープの箱が勝手に動き出す
避けていた“赤いテープの箱”。
それが、ケンタの視界の端で
ゴッ……
と微かに揺れた。
気のせいかと思いながら視線を向けると、
箱がゆっくりとケンタの方向へズルッと動く。
まるで中に“何かが入っている”ような動き。
ケンタは怖くなり、
棚の一番下の箱の整理を急ごうとする。
そこで、ついに最悪の“ルール違反”が起きてしまう。
◆禁止された「棚の一番下の箱」を開けてしまう
下段の箱を手前に引き出した瞬間、
突然 ガタッ! と開いてしまう。
中身は――
真っ黒な髪の束。
まるで人間の頭が入っていたかのようなボリューム。
その髪の下から、白い指がすべり出てくる。
ケンタは叫び声をあげて後ずさるが、
同時に倉庫の奥から聞こえていた“這い回る音”が急に止まる。
静寂。
そして――
ケンタの背後で箱がひとつ、カタッと動く。
◆◆倉庫中の箱が、一斉に“こちらを向く”
ケンタが逃げようと走り出すと、
箱たちが次々と変な方向に回転し、
その“蓋の継ぎ目”がすべてケンタの方を向く。
まるで、
箱が生き物のようにケンタを“見る” ような動き。
倉庫の空気が重くなり、
どの箱も内側からバンバンと叩かれる音が響き渡る。
ケンタは半泣きで出口へ走る。
◆ようやく外へ脱出するが…
必死に倉庫の扉を開けて外へ出る。
外に出た瞬間、箱の動く音がピタッと止む。
呼吸を整えるケンタの元に依頼主が現れ、
淡々と言う。
「…箱、開けましたね?」
ケンタは震えながらうなずく。
依頼主はため息をつき、
倉庫の方を険しい顔で見つめて言う。
「だから赤いテープの箱には触れるなって言ったんです。
あの倉庫には“戻ろうとするもの”が多いんですよ。」
“戻ろうとするもの”――
つまり、倉庫の箱の中身は、
この世に残り続けようとする“何か”。
依頼主自身も詳細は語らないものの、
暗黙のうちに「箱の中身が人ではない」ことが示される。
ケンタは二度とこのバイトに関わることはないと誓う。
◆第2話まとめ|“開けてはいけない箱”という鉄板ホラーを極限まで強化した回
第2話「レンタル倉庫の整理バイト」は、
以下の要素が特に強いエピソードです。
第1話同様、
**「守れば助かる、破れば即アウト」**の構造が絶妙で、
読者を一気に物語へ引き込む仕掛けが満載です。
吉永
最後まで目が離せない、謎が謎を呼ぶミステリー漫画、ぜひチェックしてみてください!