春ノ雷ネタバレ3話
はるかによると大量の本は父親のものであり、その影響ではるかも本を読むようになったのかもしれないとはるか本人も話していた。しかしはるかはその本をほとんど読んでいないと話し、父の好きな時代小説に興味がなかったと話し、昭和のミステリーには無理心中の話が多く登場すると話し、それが理解できないと告げた。
好きな者同士死を選ぶという思考が理解できず、好きだったら助けてよと笑い、和也にも『戻り川心中』を勧めるが、思いっきり無理心中の話だった。しかしはるかはこれだけは別格と笑うが和也は特に興味もなく、なんとなくそこにあった本を手にとった。
そして本を開くと、中から一枚の封筒が飛び出してきた。なんとなく中を見ると、女性の裸のポラロイド写真が現れた。それにはるかは気づいていなかった。和也は話を変えて急に家に呼んだ理由を尋ねると、はるかはカーテンを閉め、ワイシャツのボタンに手をかけ、服をはだけさせると上半身に大きなアザが見えた。
春ノ雷ネタバレ4話
「いつかそういうことになった時に・・・」と前置いて、はるかはすべてを晒してくれた。当然和也ははるかの全身にアザがあることを知らず、何も言えなくなり服を着るように告げた。そしていつからアザがあるのかと尋ねるがはるか自身も知らないとのことだった。
翌日学校に行くと、2階通路にいた和也の視界に教師と話しているはるかの姿が映った。その日の帰り道、何を話していたのかを聞いてみた。はるかによると、腕の良い医者を紹介するから皮膚の移植手術を受けてみないかと提案されたと語った。和也は受けるの?と尋ね、はるかは「皆が思ってるほど気にしてないんだよね」と笑った。
しかし周りの人間の視線を考慮すると受けたほうがいいのかもしれないと感じていると答え、和也の言葉を待った。
春ノ雷考察
遠野はるかと和也
二人は付き合っているということですね。
田舎に住んでいる二人は幼馴染であり、ずっと一緒に幼稚園から小中高と進学していく中で付き合うことになったと。そして街の高校にも通うことになっているということで、そら付き合うのもまあそうかと理解できます。
そこで気になるのはやはりはるかの顔にある大きなアザです。まあ申し訳ないけど気になってしまいますね。和也は気にしていないようですが、とはいえ全く気にしていないというわけではないようです。
はるかのアザ
和也によると幼稚園の頃から既に顔にアザはあったということですが、同時期のはるかを抱く父との写真にはアザはありませんでした。なんとなく「凶暴な父親」という事実から虐待を疑うのは至極普通の話ですが、はるかは父の話をしていないこともあり未だ不明。
さらに父は現状入院しているということで何も分かりません。はるかの顔にあるアザと関連があるのでしょうか?今後は「アザ」について考えていこうと思います!