食糧人類RE42話のネタバレを掲載しています!42話では辻の頼みにより天沢は天人施設内に潜入し、内部の映像を撮影しようと奥に進んでいく。そして天沢は自身が増殖種である事に気づき、世界の構造に気づいていく・・・。食糧人類RE42話のネタバレを見ていきましょう!
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食糧人類REネタバレ42話
天沢は全裸でシャワーを浴びていた。他の供出希望者と共に身を清め、白装束に着替えて天人の元に向かって歩いていく。奥には「一心同体」と書かれた元で職員が天人の素晴らしさを語り、バイオリンの演奏までが行われていた。
その後、さらに奥に進むと注射を受けるために椅子に座らされた。ここで天沢は辻との話を思い出していた。
- 宮廷内部に侵入して撮影してほしいものがある
- 検査後、窓口から結果が記載された札を渡される
- その札を偽札とすり替えて奥に進め
このまま天沢は実行して、偽の札を渡すと職員は顔色を変え5番の扉に案内され「良き来世になりますよう」と作った笑顔をみせてくれた。そして5番のドアを探していく中で1番の扉を見つけた。そして2番、3番、4番と順番に装丁がボロくなり、ついに見つけた5番のドアはスラムの裏路地のような場所にあった。
そして中にはいると中にいた男性はタバコを吸っており、スイッチを押すと部屋の中心にあったチェンソーが回転し始め「飛び込め」と無慈悲に告げた。天沢は当然に逃げ出すが、男性はマスクをつけて天沢を掴んで「お前みてぇな食味スコアド底辺のクズ肉を天人様に出す訳いくかっての」と言うと後頭部をハンマーで殴りつけ、天沢を高速カッターに投げつけた。
直後天沢の体は細切れとなり、さらに奥の部屋に落ちた。しかしその直後、天沢の体は再生を始めた。天沢は帆秋から細胞をもらったことで増殖種となっていたのであった。
食糧人類RE考察42話
増殖種
これまで何度も登場していますが、増殖種とは簡単に言うと「死ぬほどのダメージを受けても核が残っていれば再生する人間」のことです。要するに「天人が食べても食べても再生する」能力を持つ、天人的には無限に食べ続けられる食糧のことです。
そして今回、ついに天沢も完全増殖種と成り果てました。辻によると禊の日、桜と桐山に殺された時、増殖種である帆秋から細胞をもらって蘇生したことで天沢も増殖種となったことが明かされました。ということは同じく帆秋から細胞をもらって蘇生した柚も増殖種となったことでしょう。
事実今回では体を細切れにされてもすぐに肉体は再生しましたし、基本的に死ぬことはありません。前作『食糧人類』でも登場したナツネも天人に腕を食いちぎられても即座に再生していましたし、その生命力を持ってゆりかごを破壊していました。
今回天沢はその力を持って施設内に入り、死んだことにしてさらに奥の部屋で行われている様子を撮影し、その映像を世に公開することで国家転覆を考えているわけですね。しかしどうですかね、その映像を見せても国民たちの大半は洗脳されているわけですし効果薄いと思うんですけどね。
洗脳
前作『食糧人類』との時系列はまだ不明ですが、今作では「かつて地球に舞い降りた天人の試みは失敗した(→ゆりかご?)ために、国民を洗脳して自ら天人に食われに来ることが正常という価値観を植え付ける」ことにしたと、それが今の世界であると説明されていました。
おそらくは天沢の両親が食べていた謎の白い物体など、あれに洗脳に関する物質が混入しており、天人を崇拝する思考が植え付けられていくのでしょう。結果的に「天人に食われること=至上の幸福」という価値観がはびこっており、それを守る警察組織までもが存在するほどです。
しかし警察組織内部にも辻や榊、桐山や桜のように内心では天人至上主義に異を唱える人物もいますが、天人を必要悪と捉えて現状維持に務めている者がいるのも確かです。なので今回天沢が撮影した映像を見せた時、反応するのは洗脳されていない人物だけです。それがどれくらいの割合で存在するのかが気になるところですね(笑)