どうもこんにちは吉永です。
吉永
最初にこの説を見た時にはないないwと思ったものですが、理由を考えていくとあながちないこともないように思えてきました。
特に1巻で『15年の嘘』のインタビューを受けていないことは元々気になっていたので、今回はあかね死亡説について考えていこうと思います!
目次
推しの子黒川あかね死亡説の根拠
個人的な推しでもある黒川あかねに死亡説が出ているなんて信じたくないですが、実は彼女には死亡フラグが存在しています。色々と根拠はありますが、最も大きな根拠としては1巻の『15年の嘘』のインタビューを受けていないことが挙げられます。これは後ほど詳しく説明しますが、カミキヒカルへの復讐を映画にした『15年の嘘』に出演、関連する人物に対してインタビューをしているシーンがありました。
インタビューされていない
黒川あかね死亡説の根拠として最古のものはおそらくこれ。第1巻で黒川あかねがインタビューを受けていないこと。
元々は主演・星野アイ役には不知火フリルと黒川あかねの2人がキャスティングされており、いずれかになる予定でした。しかし不知火フリルの提案で個人間オーディションが行われた結果、3者間でルビーが星野アイ役に内定しています。なので結論フリルもあかねも主演ではない他の役で出演する可能性もありますが、もしかしたら出演しない可能性もあります。だとしたら『15年の嘘』のインタビューを受けないのは至極当たり前ですよね。
実際に不知火フリルもインタビューを受けているシーンがありません。なのでこれだけであかねが死亡説は浮上しないはずですよね。
有馬かなの不謹慎発言
これも後ほど全文を載せていますが、インタビューを受けている有馬かなのシーンがあります。ここで彼女の不謹慎発言が話題になっています。
「天才だってナイフで刺されればお陀仏です、戦い方一つだと思・・・あ、今の所はオフレコでお願いします。さすがに不謹慎すぎる喩えでしたね」
このセリフは普通に考えたら星野アイを指していると思われますが、もしかしたら黒川あかねのことを指しているのではないかという説があります。とはいえ黒川あかねがナイフで刺される可能性なんてあるんか・・・と思うのが普通。ですが、立派な理由がありますよね?
真相に近づきすぎた
黒川あかねはアクアから聞いた情報から独自に調査を始め、星野アイ殺害の真犯人と思しきカミキヒカルに辿り着いてしまいました。これだけでも十分にやばいですし、それだけではなく宮崎でルビーとともに雨宮五郎の白骨化した遺体を発見していることもあり、アクアの次に真相に近い存在と言っても過言ではありません。
したがって、仮にカミキヒカルもあかねの動向に気づいているとすれば何かしらアクションを起こしてくるとしても過言ではありません。それに片寄ゆら殺害の理由も、片寄ゆらが『15年の嘘』にキャスティングされることを知ったから、つまり公になっていない未発表の情報を掴んでいたからと思われます。このようにカミキヒカルの情報網は非常に広いため、あかねの動向に気づいていた可能性もあり、だとすれば殺害に至ってもおかしくはないのかなと思います。
一度突き落とされている
そしてあかねは実際に歩道橋から突き落とされたことがありました。
あの時は黒いフードを被った男性が誤ってぶつかってしまっただけ、と事態は落ち着いていましたが、本当にそうなんでしょうか?もしかしたらあの男性がカミキヒカルの指示を受けて、自分の過去の犯行に気づいたあかねを消すように命じていたのではないかと思います。
吉永
特に118話現在アクアとも同盟関係ではないために、今度なにかあったら助けてくれる人物がいません。これってかなりやばいのでは・・・
と、以上の理由から黒川あかねには『15年の嘘』公開時点で死亡説が存在します。もう一度言いますが、あかね推しなのでなんとしてもあかねの死は回避してほしいと思います。そして先ほどお話しした『15年の嘘』に関するインタビューについて説明します。
推しの子インタビューにあかねがいない理由
以下の内容は【推しの子】第1巻に収録されている『15年の嘘』についてのインタビューです。星野アイ本人を含む合計9人の人物に対するインタビューなのですが、ここに黒川あかねに対するものがありません。主演ではなくとも鏑木の話から主演級の役柄があてがわれていると思ってしまうんですけどね。ここになぜあかねがいないのでしょうか・・・
吉永
というわけで黒川あかねがいないインタビューを御覧ください。
ルビー アイドル編
『15年の嘘』にて主演・星野アイ役を務めることになったルビーに、女優初挑戦の意気込みを聞いた内容です。ルビーは「頑張ります」という当たり障りない返しでしたが、ただ「今回の仕事は側に、世界で一番信頼できる人が居るので。ね、お兄ちゃん」とアクアとも共演することを示唆しています。実際アクアはアイを殺害した大学生リョースケ役で出演することになっており、その発言は間違いないのですが、最新話118話にてアクアとルビーの関係性は最悪なのです。
ルビーもアクアも星野アイが母親であることを隠していたのですが、有馬かなのスキャンダルを守るためにバーター記事としてその事実を世間に公開しました。これにより有馬かなのスキャンダルは世に出ることはなく、代わりにアクアとルビーに世間が注目することになりました。そしてルビーはアクアが星野アイを汚して売名している!と思い込み、アイの尊厳を損ねたことでアクアに対して「もう家族と思わないから」と辛辣に言い捨て、それ以降はまともに会話することもないんです。
そんな中で「今回の仕事は側に、世界で一番信頼できる人が居るので。ね、お兄ちゃん」を見ると、あ、和解したんだwと安心できる内容になってました。ここにはおそらく監督が持っている2枚のDVDが和解の鍵だと思ってます。兄妹は仲良しに限ります。
斉藤ミヤコ マネージャー編
幼少期からアクアとルビーのマネージャーを務めている斉藤ミヤコ社長へのインタビューに対し、ミヤコは泥酔している最中に「神様に導かれているみたいで、寵愛と試練、そのどちらも正しく与えられてるっていうかぁ・・・」と言ったところでルビーから電話が入り、そこでインタビューは終わっていました。幼少期のアクアとルビーが神様のフリをしてミヤコを支配するシーンがありますので、おそらくそのことを話しているのだと思います。
ただ特にこれ以上内容はないのです。付き合いの長い人枠でインタビューを受けたのかと思います。
ドルオタ編
1巻から時々出てくるドルオタのおっさんです。彼のような古参でもアイがいた頃のB小町を忘れることができないと語っていますが、手に持っているうちわにはルビーの顔がプリントされていました。そしてアクアとルビーがヲタ芸している動画が拡散されたことを思い返している内容でした。
五反田泰志 映画監督編
『15年の嘘』の内容に関してのインタビュー内容ですが「この映画をアイに捧ぐ、以上だ」で有名なシーンです。
この映画により監督賞にノミネートされていること、そして映画公開後であることがわかりますね。そして15年前にポシャった企画のセルフリバイバルだと話しており、かつてアイが存命中に撮影していたドキュメンタリー映画のリメイクであることが明かされています。元々は嘘を吐かずに素のアイを撮ろうとしていた内容があり、そこを描く『15年の嘘』早くみたいです。
有馬かな 女優編
この辺から考察要素が高まります。『15年の嘘』にてアイのことが大嫌いな旧B小町メンバー役として出演する予定の有馬かなに対してのインタビューです。
ここで有馬かなは「天才だってナイフで刺されればお陀仏です、戦い方一つだと思・・・あ、今の所はオフレコでお願いします。さすがに不謹慎すぎる喩えでしたね」と答えた後、吹き出し外で「あーくんにおこられる」と呟いています。作中でナイフでさされた天才は星野アイだけであり、彼女を想起させる内容を口走ってしまったことを自ら反省しているシーンでした。
そして考察勢の方々は、この”ナイフで刺された天才”が黒川あかねを指していると考えている方が多いようです。これは後ほど説明します。
幼稚園職員編
アクアとルビーが通っていた幼稚園のおばさんに対するインタビューであり、二人のことをギフテッドと覚えており、兄は難しい本を呼んでおり、妹も小・中学生程度の知能があったと語っています。そして2人が映画に出ることを伝えると嬉しそうに雑誌に夢中になっていました。
斉藤壱護 元経営者編
釣りをしている壱護に対するインタビューであり、アイに対する内容を聞いても「うるせえ、アイを失ったあの瞬間に・・・俺の人生も終わったんだよ!頼むからもう俺とアイに関わるな!」とインタビュアーを追い払っていました。ということは壱護は『15年の嘘』を見ていない・・・わけないですよね絶対見てると思います。
その上であの反応なのであれば、おそらくお気に召さなかったのだと思います。壱護はアイを殺した犯人を突き止めて、自らの手で殺すために苺プロを離れているので、あの映画を見れば犯人がカミキヒカルであることもわかると思います。それでも塀の外にいることを考えると、彼は犯行を行わなかった、つまりは『15年の嘘』によりカミキヒカルは既に裁かれているからと考えられます。
星野愛久愛海 役者編
アクアに対するインタビューで、「僕は誰も愛さないし、誰かに愛されてもそれに何かを返すことはない」「演じる事は、僕にとっての復讐だから」と答えています。アクアが演じるのは、星野アイを殺害した張本人リョースケであり、この映画の中でリョースケを唆してアイを殺害させたカミキヒカルに対する復讐としています。
星野アイ 母編
生前のアイがアクアとルビーを抱いて話しているビデオレターのような内容であり、「なんにせよさ、元気に育ってください。母の願いとしてはそれだけだよ」と語って動画は終了しています。おそらくこの内容が五反田のもつDVDに収録されているのかと思います。
- 星野ルビー 主演星野アイ役
- 斉藤ミヤコ マネージャー
- ドルオタ
- 五反田泰志 脚本・監督
- 有馬かな 旧B小町メンバー役
- 幼稚園職員
- 斉藤壱護 元経営者役
- 星野アクア 大学生リョースケ役
- 星野アイ 生前の姿
以上の9人に対するインタビューが収録されていました。ここからアイを除いて8名の関係者にインタビューが行われていますが、ここにおそらくメインキャストである黒川あかねの名前はありません。というところに有馬かなの不謹慎発言、真相に近づきすぎてしまった推理力などを加えて死亡説が浮上したというわけです。
まとめ
吉永
上記の9名はいずれも1巻で登場している人物であり、インタビューシーンの直後にそのキャラクターが登場しています。例えば有馬かなへのインタビューの直後に有馬かなとの共演シーンがあったり、斉藤壱護へのインタビューシーンの直後に壱護がドーム直前で浮かれているシーンがあったり。ドルオタインタビューの後にはヲタ芸双子、幼稚園職員の後には幼稚園入園シーンなのでキャラが登場したわけではないですが関連するシーンが差し込まれていました。
そしてあかねの初登場は3巻21話『恋愛リアリティショー』です。だから単に1巻で登場していなかったから、だからインタビューに登場していなかったと考えるのもありかもしれませんね。ただあの特定の人物の情報に入り込み、他人の思考で物事を考える彼女の推理力はカミキヒカルにとっては脅威であり、殺害される理由として十分なもの。今後夜道には気をつけてほしいものです・・・
吉永
それでは次回もぜひご覧ください!ありがとうございました!