ホタルの嫁入りのネタバレ2話です!2話では紗都子が自分を殺そうとしていた後藤に結婚を申し込んだ。当然に後藤は信じなかったように見えたが、意外にも食いつきは悪くない。そして追ってから逃げる最中、紗都子はついに覚悟を決めた。早速2話のネタバレを見ていきましょう!
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ホタルの嫁入りネタバレ2話
偽装結婚
「私たち、結婚しましょう」
紗都子は後藤に向かって叫んだ。紗都子は生きるために後藤を利用することに決め、自身が貴族の娘であることを明かした。すると後藤もまんざらではなかったが、そこに誘拐犯の男たちが騒ぎを聞きつけて現れた。「犯そうとしてたから斬った」とありのままに告げ、男たちの不審な様子を見て後藤は紗都子を抱えて蔵からダイブ!!!
なんとか木の枝の上に止まり、山中を駆け下りていく。その間にも後藤は結婚の話を深ぼってくる。
後藤の結婚観
愛のない結婚てこと?
意外にも食いついてくる後藤だったがそこに追手が現れた。剣に手をかける後藤は「口づけしてよ」と契を結ぼうと持ちかけるが、紗都子は貞操を守るために躊躇してしまった。後藤は「貞操って命より大事?」と言うと男たちに斬りかかった。その提案を断れば紗都子は予定通り9時に死ぬという運命が待っている。紗都子は目の前に広がる死体の山を見て、後藤に恐怖を感じていた。
後藤はその様子を見て紗都子の覚悟の薄さを笑い「金持ちはいいね。先の未来に不安なんてないんだろうな」とつぶやくと、紗都子は心臓に手を当てた。そして腰からハンカチを取り出して、後藤の口元の血を拭い、そして・・・
婚姻
紗都子は「私に未来なんてない」と切り出し、自身の心臓病を明かして毎日死の恐怖と戦っていることを告げた。直後後藤は「結婚しよう!」と紗都子の行動に興奮し、自分の仕事を知ってもなお物怖じしないその様子を見て、全てを受け入れてくれそうな感覚を覚えていた。
そして紗都子の手をとって・・・
ホタルの嫁入り考察2話
こうして紗都子は後藤と結婚することになりました。あのタイミングでの「結婚しましょう」なんて、誰がどう見ても生き延びるためのウソですし、後藤を利用してその場から逃げ出そうという魂胆が丸見えなはずです。しかし後藤は最終的に紗都子と結婚することになりました(笑)なかなか難しい心理がありそうですね。
後藤の「結婚」
後藤の言う「結婚」は少々「愛が重い」らしいです。まああの顔で言ってますからかなり重そうなのは言うまでもないんですが、何がどう重いんですかね〜。
後藤は年齢不明ですが、かなり若いというのは分かっています。ゆえに精神年齢もまだ低いと考えられます。またその年齢で腕利きの殺し屋をしていることから幼い頃からその道に染まっている事が考えられます。したがっていわゆる普通の価値観を持ち合わせていないことが考えられます。
そのため後藤の結婚観はだいぶ一般的ではないのです。だからこそかなり重いんでしょうね。めちゃめちゃ怖いですけどね(笑)
メンヘラ説
先程も言ったように、あのタイミングでの「結婚しましょう」は明らかに嘘です。誰がどう見てもあの一瞬で惚れるわけないのですが、後藤はそのウソを見破っているのかどうか怪しいですよね。
しかし紗都子が守り続けた貞操(キスだけですが)を捨てたことで、その覚悟を持って結婚するとなった時、後藤は心から喜んでいるように見えました。このことから後藤はいわゆるメンヘラであり、愛に飢えている的な人種なのかもしれません。確かにこれまで闇の世界で生きてきた後藤にとっては「愛」とは無縁な世界です。
それが幼少期からそっちの世界にいたとなれば、おそらく人生で一度も愛されたことがない可能性すらあります。そのため後藤にとって「自分のことを好いてくれる相手」というのは人生で初めてだったのかもしれません。
時々「『可愛い』って言われると好きになっちゃう」という女子がいますが、後藤も彼女たちに近い心理傾向なのかもしれません。確かに、ストレートに褒められるとその人のことを気になってしまう、かなり”効く”こともありますが、後藤にはかなり”効いた”のかもしれません。
そして後藤史上初、自分を好きだと言ってくれた紗都子が覚悟を見せてくれたことで「これは本物だ!」と思って喜んで結婚した、ということなのかな〜と思っています。明らかなウソでも後藤にはそんなことは関係ないんでしょうね〜。