小悪魔教師サイコのネタバレ29話です!29話では、吉村が不良がたまる路地裏を歩いていると、不良の屍の奥から狐谷が現れた・・・そしてその後、学校に行くと黒板に「カサイハヤメロ」と書かれていた・・・。早速29話のネタバレを見ていきましょう!
『小悪魔教師サイコ』はコミックシーモアでも人気ランキング上位にランクインしており、広告で見たことがあると思います。
シーモアでは現在無料で読める部分が増量されており、今すぐ無料で読めるようになりました!
小悪魔教師サイコネタバレ29話
危険な狐谷
倒れた不良たちの奥から現れたのはなんと狐谷だった。そして吉村はその場から立ち去り、不良とはいえ逃げ腰の敵意のない人間に背後から追い打ちをかける姿を見て狐谷に対するイメージがさらに悪くなっていた・・・そして吉村が去った後、闇夜の中から小春が現れた。そして柴田の話を持ち出すと、狐谷は「教師なんていらねえ・・・俺の視界から消えろ」とつぶやいてその場から去っていった。
翌日は雨が降っていた。傘を差した三国とあみが小春に挨拶をしていると、背後から自転車に乗った吉村が他の女子生徒にぶつかってしまった。そんな吉村に小春は傘を差し出し、昨日も不良と狐谷に絡まれそうになっていたことを話すと吉村は狐谷への恐怖を語り「前の担任も・・・」と話しだした。
前の担任
そこに通りがかった大多が騒ぎちらしたことで前の担任の話は中断され、小春が道を開けるとその場に大多は転倒、顔面からドロの中に突っ込んでいった。職員室にて、菊月はビショビショになった小春の透けブラをチラ見しながら話しかけると、小春は髪を拭きながら「前の担任が辞めた理由」を尋ねた。
菊月はただ狐谷のせいだと答えた。具体的には、昨年に起こったハチの死骸事件の後、前の教諭宛に「狐谷が犯人である」という密告があり、本人に確認を行った際に狐谷に突き飛ばされたことがあった。さらには教卓にカラスの死骸が入っていたり、カミソリがあったり、車に石が飛んできたことがあったりと奇妙なことが続いたらしい。
こうして追い詰められていった前の担任は仕事を辞めたという話を聞いた。狐谷も教師を敵視しているので近づかないようにと念を押されてしまった・・・
準備
そして小春が教室に戻ると柴田が自分の机の中を確認していた。やはり先日教室で醜態を晒したことを悔やんでいるようだった。一方の小春は”準備”とだけつぶやき、またしても生徒の幸せを守る準備を行っていた。
その翌日、登校すると黒板には大きく”カサイハヤメロ”と書かれていたのであった。
小悪魔教師サイコ考察29話
狐谷の暴力?
前回「なんとなく狐谷がハチ事件の犯人ではない気がする」と話しましたが、今回もまだその真相は分かりませんでした。
しかし今回で明らかになったのは「狐谷が不良をボコっていた」ということです。これは事実であり、普段から不良が群れている場所で、血だらけになった不良の奥から現れた狐谷がさらにとどめを刺していたのでこれは事実。なんとなく「目付きが悪い」「生意気」などという理由で因縁をつけられそうなタイプですよね。
昔からそんな気はなくとも不良に絡まれてきた狐谷はそんな事態に嫌気が差し「またか・・・」と喧嘩をしているうちに知り合いに見られてしまって、「狐谷が不良をボコっていた」という噂が立ち、さらに人が寄り付かなくなってしまった・・・とかいう経緯を予想しています。
なんとなく話したことがない相手には悪いイメージがつく、という心理効果があった気がしたのですが、名前を忘れてしまったのでAIカンナに聞いてみました。
認知的不協和
カンナ
一般的に、話したことがない相手に対して不信感や警戒心を抱くことがあります。これは、認知的不協和として知られています。認知的不協和は、自分が持っている信念や態度と、その信念や態度と矛盾する情報との間に生じる不快な状態を指します。
例えば、人は一般的に自分が良いと思う人と話すことを好みます。しかし、話したことがない人には、その人が良いかどうかわからないため、不安や疑念を感じることがあります。
この状況は、自分が持っている「人と話すことは良いことだ」という信念と、話したことがない相手に対する不安との間に認知的不協和を引き起こします。
そのため、話したことがない相手に対して悪いイメージがつきやすいのは、このような認知的不協和が原因であると考えられます。
要するに、「人と話すこと」=善と考えている人がいるとして、自分が話したことがなく孤立している人=「人と話さない人」=悪というイメージとなり、話したことがない相手には勝手に悪いイメージが付いてしまうということがありますね。
吉永
おそらく狐谷もそんな感じで勝手に回りから孤立してしまい、そして喧嘩を売られている場面を見られてさらに孤立・・・という悪循環に陥っている可能性があります。ハチ事件も冤罪だとしたらなんだかかわいそうですね。
カサイハヤメロ
そして最後に、黒板に”カサイハヤメロ”と書かれていました。
これをもって一連の事件の犯人は狐谷ではないと確信に近づきました。だって狐谷だったら直接的にアクションしてくるはずですよね、前の担任に対してもぶん殴っているわけですし、ここまで間接的なことをするようなタイプには思えませんしね。仮に狐谷だったらなんだかダサいですよね(笑)
散々喧嘩しまくっている割にそんな遠くから嫌がらせするなんて・・・ダサいです(笑)
そしてそれはハチ事件でも同じこと。仮に狐谷が柴田に何かしらの恨みを持っているとしたら直接殴りかかると思います。なのでこのカサイハヤメロ事件からも狐谷ではない人物が狐谷に罪をなすりつけようとしているように感じています。