変な家 漫画ネタバレ考察11話!雨穴と柚希はついに片渕家本家へと潜入していく | マンガファン
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変な家 漫画ネタバレ考察11話!雨穴と柚希はついに片渕家本家へと潜入していく

変な家

変な家 漫画版のネタバレ11話です!11話では。新幹線を降りた雨穴と柚希は目的の片渕家に到着する。外には車が停まっており、中には人がいることが予想される。外観だけ見ても、その左右対称の作りから異様な存在感を放つ家のチャイムにおそるおそる手を伸ばしていく・・・。早速11話のネタバレを見ていきましょう!

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ネタバレ11話

家に入ると、その異様さに圧倒された。

雨穴も、間取り図だけではなく、実際に変な家に入るのは初めてだった。中には電気はついておらず、スイッチを押しても電気がつかないので、スマホの電気をつけた。長い廊下には間取り図通りに両サイドに取っ手がついており、柚希が声をかけても返事がない。

ドアを開けると普通の物置、古いトイレ、台所、そしてお風呂。なんの変哲もない古い民家、というイメージだった。洗濯機の横にあるかごには衣服が置いてあり、生活感はあった。しかし人が住んでいる気配はあるが誰もいない。勝手に中に進んでいくと、柚希は仏壇にスマホの電気を向けた。

そこでようちゃんが倒れていたと顔をひきつらせた。そしてそこにある仏壇に手を伸ばしたところで、栗原からの電話が入り、仏壇の前でこれまでの経緯を話した。事情を把握した栗原は、家の間取りを実際に見て確認するように告げ、電話を切った。

家の中を確認すると、玄関から向かって左に居間があり、さらにその奥に祖父母の部屋があった。中には家族写真が置いてあり、そこには若い頃の柚希の父と公彦も写っていた。そしてその向かいの部屋には和室があり、この部屋であの日、柚希と母と綾乃が泊まっていたことを思い出し、さらにその横の部屋でようちゃんと伯母が泊まっていた。どちらの部屋にも窓がないことに雨穴は改めて違和感を感じた。

柚希の案内でさらに奥に入り、ようちゃんが寝ていた部屋にあった「開かない襖」を紹介してくれた。雨穴が手をかけるものの、やはり襖は開かなかった。そして雨穴はその場で間取り図を書き上げ、栗原にメールで送って電話をかけ、状況を整理し始めた。

  • ようちゃんが亡くなった日、お風呂上がりに柚希と綾乃、ようちゃんは柚希の部屋でゲームをしてからようちゃんは自分の部屋に戻っていった。
  • 9時ころに柚希は布団には売ったが朝の4時ころまで寝られなかった
  • その後5時ころにようちゃんが仏壇の前で遺体で発見された

このことから色々と矛盾が生じてきていた。

  • ようちゃんは廊下に出るためには柚希の部屋を通らなければいけない
  • 柚希は4時まで起きていたがようちゃんの姿は見ていない
  • →ようちゃんは廊下に出たのは柚希が眠った4時以降

さらに雨穴は柚希の「体に触れるとひんやりと冷たくて」という言葉に違和感を感じた。かつて外科医に聞いた「人間の体は死後、冷たくなるまでに一定の時間(2時間程度)がかかる」ことを思い出し、このことから以下の大きな矛盾が浮かび上がってきた。

  • ようちゃんが廊下に出たのは4時以降のはず(犯行時刻は4時から5時の間)
  • 仮に4時に死亡したとしても身体が冷たいはずはない

つまりようちゃんが亡くなったのは少なくとも3時ころ、柚希がまだ起きていた時刻であることが推測される。さらに栗原は長考の末、重たい口を開いた。

ようちゃんは3時以前に寝ていた部屋で殺され、その後4時以降に誰かが仏壇の前に運んだ

確かにそれしか考えられないが、雨穴は犯人のその行動の動機が分からなかった。そして栗原によると、それは「犯人が死因を偽装するため」と言い放ち、事故ではなく他殺である可能性が改めて一同に感じられた・・・

感想11話

ついに変な家に現着しましたね!

間取り図だけはずっと長い間見ていたように感じますが、実際に入ってみるとその異常性がより実感できますね。

長い廊下の突き当りに仏壇がある左右対称の間取り、というのをリアルに考えてみるとそのキモさが分かります。

片渕家の住人

そして片渕家の住人はどこに行ったのでしょうか?

家の外には車があり、さらに洗濯機の横のかごには脱いだばかりと思われる衣服が入っていました。さらに窓がないので明かりが差し込まないにも関わらず、電気のスイッチを押しても証明が切れているので、玄関からの薄明かりしか灯らないという異様さ。普通に考えて人工の明かりしかないわけで、それってかなり嫌ですよね。

柚希の話によるとこの家に現在住んでいるのは、祖父の重治と祖母の文乃だけ。ご老人二人で暗い変な家に住む、というのはいささかストーリーが理解できません。

まだ他の部屋は探索していませんが、この家には奇妙な点が間取り図以外にもたくさんありました。

  • 仏壇の前でようちゃんが頭を打って死亡している
  • ようちゃんは仏壇を怖がっていた
  • 仏壇は大きいのでようちゃんが仏壇に登るとは考えられない

吉永

やはりようちゃんの”事故”が気になるところですね。その家に”事故”の後も住み続けていることも、この家から帰った直後に綾乃が失踪していることも、何もかも奇妙です。このあたりは11話の後半で明かされる・・・と良いですね笑

以下後編の内容を用いたです。

間取り図とようちゃん

今回明らかになったのは犯行現場である片渕家にて、ようちゃんが仏壇の前に倒れていたことの違和感です。

  1. 身体が冷たかったのであれば、ようちゃんの死亡は3時以前でなければならない
  2. 仏壇の前に行くためには、ようちゃんは柚希の部屋を通る必要がある
  3. 柚希は4時まで起きていたがようちゃんが入ってきた記憶がない

この3点から、ようちゃんは3時以前に自分の部屋で殺害され、その後柚希が寝静まった4時以降に何者かに仏壇の前に運ばれたと推測されていました。このあたりからすでに、明確に”事故”ではなく”事件”と断定して話は進められています。なんとなく予想はしていましたが、確定しました!

であるならば、柚希の部屋の奥にいた人物が犯人なのでは・・・と思います。そしてその人物は一人しかいないような気が・・・そうようちゃんの母、つまり柚希の伯母にあたる人物ですね。動機は不明ですが、こう考えれば理解できるかもしれません。

ただそんな簡単な話ではないと思いますので、今後は犯人の正体と動機について考えていきたいと思います。

吉永

12月15日に『変な家2』が発売されたことはご存知でしょうか?

私も早速仕事中に読み終えまして、またしても奇妙なお家が登場していました笑

そしてラストのシーンが気になったので、久しぶりに考察記事をガチで書いていこうと思います!近日中に公開致しますので、ぜひ楽しみにお待ち下さい!

本記事で書いているネタバレは、言ってみれば『変な家1』の方なので、ぜひ新刊もご覧ください!いつも通り70%OFFです!

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