変な家 漫画版のネタバレ6話です!6話では、東京の変な家に住んでいた片淵夫婦には”ひろとちゃん”という子供がいた。そしてひろとの存在から様々な謎が解明されていく。しかし解明されるに連れて新たな謎も浮上することになる。早速6話のネタバレを見ていきましょう!
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ネタバレ6話
6話前編ネタバレ
ファミレスのキッズプレイスで人形で遊ぶ子供を見ていると、栗原が声をかけてきた。そして幸せそうな子供を見て、例の子供が脳裏をよぎった。そして栗原はこれまでの仮説をまとめ始めた。
- 東京の変な家では子供が監禁され、来客を始末する仕事があった
- 埼玉の変な家でも同様の事が行われていた
- 東京の片淵家は表向き「ひろとちゃん」しかいなかった
- しかし「小学校高学年くらいの青白い顔の男の子」がいた
- この家には2人の子供がいた
子供の人数を元に再度考察を深めていく。
このあたりから、東京の変な家に増設された三角部屋はひろとちゃんのためのものではないかと考察は進んでいく。雨穴はその考察をすぐには受け入れられなかったが、栗原は例の子供・A君とひろとちゃんに対する待遇の差を示し、A君は戸籍のない子供ではないかと考えていた。
A君には人殺しをさせながら、ひろとのためにわざわざ増設まで行うというのはあまりに待遇が異なっている。そのことから栗原はある答えを導き出した。
6話後編ネタバレ
雨穴と栗原がまじめな考察をしていると、側にいた子供が興味を示して近寄ってきた。
栗原は変な家についての考察をぼかして「両親に愛された子供と監禁されて育てられた子供がいる家」と話し、光が当たる部屋ですくすくと育てられた子供と窓のない暗い部屋に押し込まれた子どもたちの話を始めた。光と闇が同居しているこの家には境界線があり、それこそがA君の部屋につながる二重扉であり、その目的はA君とひろとを会わせないようにするためのものではないかと考えを述べた。
理由は簡単、A君がひろとの生活を見たらどう思うだろうか。単純に「ずるい」と思うはず。そうなれば危害を加える可能性があるからだ。埼玉ではシングルベッドが2つなのに対して東京ではダブルベッドが1つ、この違いはひろとの存在である。埼玉時代にはひろとがいなかったので夫婦は隣で寝ていたのだが、ひろとが生まれた後の東京では2階のダブルベッドで奥さんとひろとが寝ながらも奥さんはA君のことを見張っていたのではないか。
そして父は1階で眠り、家全体を監視していたのではないかというところまで考察は進んでいた。
この家の住人はA君を支配していながらも、A君におびえていたのである。
感想6話
2人の子供
今回まででこの変な家には2人の子供がいたのではないかというところまで考察が進んでいました。
この片淵家にはひろとちゃんという1歳の子供がおり、その他にもう一人、青白い顔の子供もいたとのことです。さすがに1歳のひろとが殺人を犯せるとは考えられない、だからこそ小学校高学年くらいのA君がその役目を果たしていたのではないかという考察に至りました。そして東京の変な家にあった三角部屋の存在目的もひろとのため、という考察が可能になりました。
A君が存在するとすれば、この夫婦はA君に殺人をさせながらもひろとちゃんの育児をしていたことになります。つまり幸せに暮らす傍らで殺人を行わせているわけで、とんでもない矛盾を抱えながら過ごしていたことになります。もしかしたら夫婦は自分たちの行いに罪悪感を抱いており、せめてひろとにだけはキレイに生きていってほしい、だから日の当たる部屋をひろとのために作ったのではないかという考察をしていました。
それに先程の子供も話していましたが、普通に考えてA君がひろとを見れば不快な感情を抱くはず。ということで夫婦はできる限り2人の子供を会わせたくなかったのです。なのでA君から守るという目的もあったのかもしれませんね。
ダブルベッドの謎
そしてA君の存在を前提にすると、埼玉のシングルベッドから東京ではダブルベッドになっていた理由も解明できるのではないかという話もしていました。
元々埼玉時代にはひろとがいなかったので夫婦はシングルベッドを2台置き、それぞれのベッドで寝ていました。それが東京の家では2階にダブルベッド、そして1階にもベッドが置いてありました。ここから1階のベッドは来客用だと考えられましたが、実際には異なりました。
2階のダブルベッドには妻とひろとが眠り、1階のベッドには父が眠っていたのです。そして2階の妻はひろとの世話に加えてA君の監視も兼ねていました。一方の1階の父は家全体の監視役だったと考えられます。例えば今回浮上した”首謀者”の存在を警戒したり、他に外部からの来客など様々なトラブルに対応するために1階で単独で眠ることにしていたのではないかという考察です。
たしかにこう考えればベッドの謎も解けるとは思いますが、それでもどうなんでしょう。まだ何か見落としているような気がします。まだまだ全貌が分からないのでなんとも言えませんが、一旦いまわかるのはこれくらいかなと思います。というわけで今回はこの辺で!
吉永
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年間50万円以上電子コミックを年間200冊以上読んでいる吉永が、実際に読んでみて面白かったマンガをご紹介します。1番好きなマンガジャンルはホラー系×エロですが、グロホラーから純粋恋愛モノまで何でも読みます。一番は『変な家』と『ガンニバル』、恩人は『小悪魔教師サイコ』の葛西小春、思い出のマンガは『ゾンビのあふれた俺だけが襲われない』です。
■利用している電子コミック:最推しのコミックシーモア、独占多しのめちゃコミ、最強クーポンのDMMブックス