彼は『これ』は復讐ではない、と言ったのネタバレ2話です!2話では、和真がいつものように会社に行くと、上司から横領の件を追求されて自宅謹慎を突きつけられた。さらには女性社員からも浮気の証拠を握られ、一夜にしてすべてを失った。そしてやけ酒していた和真に迫る男がいた・・・早速2話のネタバレを見ていきましょう!
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ネタバレ2話
和真は海辺のベンチに座り、同僚の咲を待っていた。しかし咲からは「今日は会えません」とのLINEが入り、さらに和真が他の女と会っている写真が複数送られてきた。和真が複数の女に同時進行していることがバレていた。
誰がこんな写真を送ったんだ・・・?
そしてむしゃくしゃして翌日会社に行くと、上司から個室に呼び出されてしまった。そこで「お前、会社の金、盗んでるだろ」と横領がバレていた。以前に和真が提案したツールにより、無断で和真の口座に会社の金が送金されていることに気づき、法的な問題に発展するため、警察から連絡が行くまで自宅謹慎となってしまった。
こうして半ばクビとなった和真は、数子の経営するバーでやけ酒を飲み「誰がやったのか」を考えていた。しかし具体的に犯人が思いつかず、数子にもきつくあたっていた。数子も気を使ってその日は早々に和真を返して店を閉めることにした。
和真も帰路につき、道中上司に言われた「警察」というワードが頭をよぎって嘔吐してしまった。そんなときだった。
大丈夫ですか?
知らない男に声をかけられ、水を手渡されたのでついついその水を飲んでしまった。そして顔を上げた和真はその男の顔を見ると、どことなく見覚えがあった。しかし男の顔を思い出そうとすると、視界がぼやけてそのまま意識を失ってしまった・・・
そして目を覚ますと、スーツのまま椅子に縛り付けられていた。
感想2話
吉永
おそらく現在で23、24歳くらいなので、龍吉がいじめられていた頃から考えると7,8年が経過していると思われます。
長い時を経て、ようやく復讐が開始されました。やはりいじめっ子への復讐では、やつらが最も人生のピークに登ったときに突き落とすのが定石ですね!
和真の犯行
そして龍吉が選んだ和真のピークとは、上司からの信頼も厚く、金持ちイメージがついて、複数の美女からモテまくっている今です。
しかしこの”現在”はハリボテの砂上の城に過ぎず、今回明らかになったような事情の上に築かれていたものでした。まず和真は自身の作成した違法ツールを会社に導入させ、そこから会社の金を自分の銀行口座に送金させるようなシステムを組んでいました。
吉永
そして会社から盗んだ金を使って同僚の女子社員にブランドものをプレゼント。これを複数の女性に行いつつ、それぞれの女性に「君だけだよ」的なことを言っていたことが一手にバラされました。それにより和真は、元々和真に最も信頼を寄せていた上司から自宅謹慎、そして「警察から電話が行くから」とだけ言い放っていました。また、和真が手を出していた女性にも、他の女性と一緒にいる和真の写真がばらまかれたことで崩壊。
こうして和真に対する復讐は開始されていきました。いや~気分がいいですね!
復讐の開始
そして両手両足を縛った犯人はもちろん小嶋龍吉・・・だと思います。
例の奇妙な覆面を被った人物であり、その手には[重要ノート]を持っているため龍吉と考えてまず間違いないと思われます。ここまで至るまでに相当な苦労もあったでしょうが、ようやくあの日のいじめられっ子がいじめっ子への復讐を開始しました。ぜひ社会的に抹殺してほしいと思います笑
前回も言いましたが、やはりいじめっ子の方が社会的に成功する可能性が高い理由について考えてみました。意外にもその答えは単純で「自己中心的な考えだから」だと思います。高校生の頃から他人を踏み台にして自らの地位を高めてきたために、そのスキルを活かして生きているのでしょう。
直接的に手を上げたり、そそのかしたり、強いものに巻かれたり、その形は様々ですが、誰かを蹴落とすことに慣れているからこそ社会での競争に順応できるのではないかな~と思います。そんなの間違ってると思う人も多くいるのも事実ですが、救われない人が多くいるのも事実かなと。だからこそ龍吉には頑張ってもらいたいものですね笑