国民ボタン16話17話18話のネタバレを掲載しています!16話17話18話では、ファイナルラウンドが始まり、「悪魔を殺してはいけない」というルールも明らかになった。再度世界中がパニックになる中、D国で最初の国民ボタンが見つかることになった。16話17話18話のネタバレを見ていきましょう!
国民ボタンネタバレ16話
S国にて、現れた悪魔の眉間に銃弾が打ち込まれた。
その場で悪魔は倒れ込んだものの、銃弾を放った男の眉間にも弾痕が出現し、それだけではなく周りにいた人間の眉間にも穴が空いて倒れ込んだ。そして悪魔を包囲していた人間たちも同様、さらにはS国国民全員の眉間に弾痕が出現して死亡した。
この報は日本にも届き、悪魔に対して発砲した結果悪魔は絶命したものの、同時に国民全員が死亡したことが伝えられた。同時に梅鉢はT国、M国、U国の各国が悪魔に対して攻撃を仕掛け、悪魔を絶命させることに成功したものの、S国同様に国民全員が死亡したことを確認していた。
E国でも同様に胸を抑えて悪魔を攻撃してはいけなかったことを知り、ある男によると・・・
悪魔は我々の心が生み出した存在だったのかも・・・
だから我々自身にも同じ事が跳ね返っ・・・て
こうつぶやいて男は息絶えた。
同時にSNSでもその情報が拡散され、この段階で既に5カ国が全滅したことを確認していた。そして今、日本でも国会議事堂前に悪魔が現れ、さらに警官隊に銃を向けられていた。仮に悪魔を殺した場合には日本国民が全滅することになるが、その事実を知らない市民や警官隊は悪魔に対して発砲するように盛り上げた。
同様にこの事実を知らない政治家、総理大臣は「悪魔を殺せ」との指令を出し、国民ボタン対策本部では総理大臣につながらないことで焦りがピークに達しており、梅鉢は既に現場に向かっていた。「殺せ!」という怒号が飛び交う中、銃声が響き渡った。
引き金を引いたのは梅鉢であり、「悪魔を攻撃しないでください!これは罠です!」と叫ぶと、悪魔は「つくづく優秀ですねあなた・・・」とつぶやき、国会議事堂前から姿を消した。次に悪魔は議事堂内に出現し、ファイナルラウンドについて話しだした。
- 現在生き残っている国は日本を含め85カ国
- 各国に1つずつ国民ボタンを割り当てる
- 85カ国のボタン早押し競争で、最後まで押せなかった1カ国の国民全員が死ぬ
- 期限は10年間
国民ボタンネタバレ17話
「10年」という期間を聞いた政治家達は驚きを隠せず、また生配信されているため同時に知った国民も同様に驚いていた。そして悪魔は「10年後にお会いしましょう」と告げて姿を消した。その後政治家の間では10年間のうちに2度の選挙があるなどのげ非現実的な話が繰り返されていた。
そして最終的に「ボタンはどこにあるんだ?」という疑問に帰着した。
数日後、またしても市民たちは議事堂前に押しかけてボタンの所在について誹謗中傷を繰り返していた。毎日のように電話が鳴り止まず、連日デモが行われていた。ネットの書き込みも国民ボタン対策本部に対してネガティブな内容が増えていた。その中には「ボタンはもう見つかっているらしい」などのデマ情報も含まれていた。
それ以降国民の間では多様な価値観が生まれていた。
- 10年しか生きられない、辛い
- 見つからなくても10年間は生きることができる
- その10年間は楽しんだもん勝ちだから仕事辞める
そして政府高官の間でも「ノストラダムスの大予言に似ている」など過去の話を持ち出しているものが多く、そんな様子を見て梅鉢率いる国民ボタン対策本部は政治家を信じずに自分たちの手で事態の収集に乗り出すことを決めた。国民ボタン対策本部(通称国ボ)では以下の内容が議論されていた。
- まずは国民ボタンを見つけることが最優先事項
- 今後10年間のグランドデザインをいかに描いていくか
- 悪魔対策に予算をどの程度割くべきなのか
- 日本経済の立て直し、高齢化社会対策
などなど、圧倒的な量のアジェンダに全員が気圧されていた。
朝まで徹底討論という番組では、国民ボタンの有識者を集めて議論が行われていた。そこでは野党第1党である守民党代表の米村清澄が与党議員に話を振るが、与党議員は野党に対して2度国民ボタンの脅威を排除した功績を語った。そこで「もうやめませんかお決まりの問答・・・」と社会学者の神沼賢明が話をぶった切り、野党に対しては国民ボタンの混乱中に何をしていたのと追求した。
そこに与党議員も便乗するが、神沼は「あんたら与党も同じ穴のムジナだろ?てかああんたボタン押してただろ?」と厳しく追求し、国民ボタンの登場により日本国民の価値観が変わったことを突きつけた。そして今後10年間で何もできずに死んでしまう若者のために、国民ボタンの脅威から救うことが大人の仕事でしょうと持論を突きつけた。
その頃D国にて、1人の女性が買い物から帰ってきた。彼女の持つ袋には缶詰やポテトチップスなどのジャンクフードが詰まっていたことを夫が咎めるが、物価の高騰によりこれしか買えなかったと反論した。夫は渋々ポテチの袋を開けて机の上の皿の上にポテチを投入した。
するとポテチの中に1つ、ある”異物”が混入していた・・・