国民ボタン13話14話15話のネタバレを掲載しています!13話14話15話では、悪魔によりファイナルラウンドが開催され、世界中がまたしても大パニックになる。そして第3回国民ボタンの詳細が語られ始める・・・。13話14話15話のネタバレを見ていきましょう!
国民ボタンネタバレ13話
国民ボタンの期日となり、この時点での押下率は49%であった。すなわち日本国民の勝利であり、国民の手の甲からボタンが消滅していくことを生き残ったものは目の当たりにしていた。政府関係者の間でも安堵感を感じており、最大の功労者である梅鉢はその場で膝から崩れ落ち、安心して気が抜けてしまった。
そして梅鉢を医務室に連れて行こうとすると、PCのモニターが勝手にONになり、再度悪魔が映し出された。そして悪魔の敗北を認め、「ただ、すべての人間に負けたとは思っていませんよ?一部の優秀な人々以外は・・・まるで私のような顔をしていたましたからね」とボタンを押した人間や黒ボタン狩りなどの狂気に満ちた人間を揶揄していた。
その上でもう一つ新たな提案があると切り出し、ファイナルラウンドと称して新たな国民ボタンの存在を示唆していた。
その頃、かつて日本国民を救った佐藤太郎の家の外壁には「人殺し」「死ね」などの文字がペンキで書かれており、佐藤家の一同の顔には生気がなくなっていた。そして佐藤母も悪魔のファイナルラウンドの件で限界を超え、佐藤が救ったはずの国民によりターゲットにされていることに憤りを感じていた。
そして弟の祐次が佐藤の部屋に向かい、中にいる太郎にファイナルラウンドの話をして、「俺は逃げないよ・・・兄ちゃんが国民ボタンから逃げなかったように・・・」と強い決意を口にした。
国民ボタンネタバレ14話
悪魔がファイナルラウンドの話を配信した時、特にルール説明も何もせずに消えてしまった。そこから3日間、政府は何も声明を発しなかったことで国民から非難を浴びていた。国会議事堂に駆け寄った人々の間に黒い高級車が入ってきて、中には佐藤が乗っていた。
そして応接室に通されて梅鉢と久々の再会を果たした。梅鉢は悪魔に実際に会ったことのある人物として佐藤の知識を借りるために呼び寄せていた。周りの政府高官も佐藤を見て「だいぶやつれたな」とその変化に驚き、現在は「悪魔の手先」と揶揄されている現状に同情していた。
梅鉢はそんな佐藤に悪魔が現れた時の様子を尋ね、第1回国民ボタンの成功してから5日後に再度現れた悪魔の様子を聞いてきた。しかし佐藤はうつろな目をしたまま何も答えず、梅鉢はさらに質問を重ね「海外では悪魔討伐を計画しているという情報もあります」と切り出した。
佐藤から見て悪魔は倒せると思いますか?と聞かれて佐藤は国民ボタンを押したあの日のことを思い出し、周りの人間達の豹変ぶりを思い出して、自らの中に悪魔がいる可能性を感じていた。そして「やっぱりよく分かりません」と適当にいなし、梅鉢も他の会議に呼ばれていったのを機に、佐藤も立ち上がり「もうこれ以上僕に関わらないで下さい」とつぶやいて部屋を出ていった。
その後国民ボタン対策閣僚会議が始まり、対策補佐の梅鉢から報告がなされていた。
- 第1の国民ボタン登場時には各国の悪魔と日本の悪魔が同一のものか不明だった
- 実際に悪魔と会ったことのある人物は各国に1人だった
- 2回目の国民ボタンのタイミングで各国の悪魔が別の悪魔であることが判明した
- 他国に残された日本人は無事に保護された
- 1回目のボタンでは192カ国中102カ国が生き残った
- 2回目のボタンでほとんどの国が半数が死亡し、全員生存したのは日本を含めて8カ国のみ
- 半数残った国々では無政府状態となり内乱が続いている
そして梅鉢は日本も悪魔討伐の備えだけはしておくべきだと提言するが、他の高官達は皆他国の様子を見るべきだと慎重な姿勢を崩さなかった。そして何も決まらないままに会議を終え、1人でコーヒーを飲む梅鉢の元に田端が現れた。今回生き残ったとしてもその後生き残った国同士で手を取ることがあり得るのかどうかを気にしていた。
その時の日本の外交を引っ張ることができそうな人間が見つからないと嘆く田端も、万が一に備えて悪魔討伐の準備だけでもしておくべきだと梅鉢の考えに同調し、今後も何かあれば手伝うと話してタバコを咥えた。そして梅鉢は嬉しく感じたものの、「ここ禁煙よ」と告げた。
S国では、ビルの屋上に現れた悪魔に対して大勢の人が集まり、屋上から悪魔は人々を見下ろしていた。