変な家 漫画版のネタバレ話です!4話後半では、柚希の持ってきた埼玉の変な家の間取り図を見た栗原により、地下室がある可能性が浮上してきました。素人目で見ても奇妙な間取りの正体が明かされていく・・・。早速4話後半のネタバレを見ていきましょう!
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ネタバレ4話後半
埼玉の変な家
そして雨穴は黒電話の音で目を覚まし、急いで電話に出ると相手は栗原だった。雨穴が送った考察を読んで朝まで熟読して結論を話し合いたいとのことで連絡をくれたのであった。そして雨穴は栗原の家に出向き、扉を開けた栗原は寝ていないのかくまができていた。そして雨穴が送った埼玉の変な家の間取り図を取り出し、1階の三角小部屋について建築家の視点から話し始めた。
- これは増設された部屋である
- 三角部屋とリビングの間に「室内窓(両開き窓)」
- この窓を開くと三角小部屋を圧迫、位置的に光が入らないため窓の役割を果たしていない
三角小屋
これらの事実から、この室内窓はもともとは外に面していたと考えられる。つまりは建築当時にはこの三角小屋は存在していなかったことを示唆しており、栗原によると元々は三角小屋の場所は庭だったと考えられるがなんらかの理由で増設されたということがわかる。
しかし普通に考えたら四角い部屋にしたほうがいいような気もする・・・それだけではなく、柚希が持ってきた間取り図を元に考えるとこの庭に出る扉が存在しない。仮に溝を通るとしても、溝は20〜30センチしかないために普通に考えると庭としての機能を果たしていない。
地下室
そして栗原によると「残さざるを得なかったのではないか」との考察が出され、建物を建てる際に”杭打ち”という地面に長い支柱を打ち込む工程があり、これは地盤が硬すぎたり柔らかすぎてもできないとのこと。しかしこの場所だけ地盤の性質が異なるとは考えられず、あり得るのは”地下室の存在”だという・・・
考察4話後半
雨穴さんも話しているように、栗原のバイタリティやばいですね(笑)朝まで図面とにらめっこしてずっと考察するなんて、相当なマニアですね!やはり建築家としての専門知識は非常に重要になりますので、変な家を考える上で大事です。というわけで今回は栗原の考察がメインでした。
埼玉の変な家にある三角小屋
まず今回わかったことは、1階のあの三角小屋は建設当時には存在せず、後に増設されたものであることを考察されていました。こう考える理由として、両開き窓が「光を取り入れる」目的で使われていないことを挙げられていました。確かにあの奇妙な立地の三角部屋ですし、窓を開くことでスペースを圧迫することもあり、存在が理解できない窓です。
さらに敷地内に三角部屋のすぐ下の部分に庭になっているのですが、ここに出る扉がない。完全なるデッドスペースであることからもこの三角部屋の存在意義がわからなくなっていたところ、栗原の言う”杭打ち”で答え合わせのような感じでした。
地下室の存在
栗原によると、不可思議に残されたスペースの地下には地下室があるのではないか、という考察がなされていました。
この杭打ちという工程は、建物の建造前に長い支柱を地面に打ち込む作業らしく、これは地盤が硬すぎても柔らかすぎてもダメだそうです。しかし三角部屋のある地盤のすぐ隣にあることから、そっちができてここだけできないというのは考えづらい。ではなぜできないのか、他に杭打ちができない理由があるからだろうとのことで・・・結論、地下室があるのではないか、という考えを披露してくれていました。
仮に地下室があったのだとすると、杭打ちしたところで地下室ぶっ壊れますし、そらできひんわというところです。そしてこの地下室が本当にあるとすると何が考えられるでしょうか?
解体場所?
前の話で、この埼玉の変な家には遺体の解体場所がないという違和感を雨穴さんが感じていたと思いますが、この地下室があればその違和感も解消されることになります。となれば2階の子供部屋から通路を通って浴室へ、そして殺害を行った後にこの地下室で解体・・・ただ車庫はないんですけどね。
なのでどこかに運び出す導線まではできていないのですが、とはいえ解体までしてしまえばその後は車に乗せて運ぶだけなので割りと容易なのでは・・・と思ってしまいます。なのでこの埼玉の変な家も東京の変な家と同様に使われていた可能性が高まりました!
・・・ということで、今後は2つの変な家の共通点を元により深い考察をしていくことと思います。次回配信が楽しみなのですが、次回更新日が未定なので分かり次第追記したいと思いますのでまたそのうち!