どうもこんにちは吉永です!
今回は呪術廻戦0巻にて登場した折本里香(以下里香ちゃん)と本編に登場するリカちゃんの表記が異なることから、この両者は別の存在なのかどうか考えていきます。
ジョリ男
吉永
そうなんだよ、0巻では「里香ちゃん」と漢字表記なんだが、本編では「リカちゃん」とカタカナ表記なんだ。
それに0巻のラストで五条も「解呪完了」って言ってたし、つまりは成仏できたってことだと思ってたんだけど、なのにまた出てくるのはおかしくね?って感じよね。
というわけで今回は、「里香ちゃん」と「リカちゃん」の表記の違いについて考察していきます。
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折本里香とは
乙骨憂太の側に最初からいる呪霊であり、乙骨憂太が幼少期に死亡してしまった将来を誓いあった少女が変貌を遂げた姿です。詳しくは『呪術廻戦0巻』で里香については説明されているので、まだ読んでいない方は当サイト下部にある『0巻を超絶安く読む方法』から読んでみてください。
そして上記のように乙骨は0巻では”里香”と漢字表記で呼ぶのですが、なぜか本編では以下のように”リカ”とカタカナ表記で呼ぶようになります。
このように”里香”と”リカ”のように呼び方が異なるというところから〈里香とリカは別の存在である〉という説が浮上しています。というか吉永はそう思っています。その根拠を説明します。
里香ちゃんとリカちゃんは別の存在
まずは0巻の”里香”をご覧ください。
次に本編の”リカ”をご覧ください。
こうして見ると結構違うのです。ちなみに本編でリカが登場したのは137話と141話だけなのでサンプルが少ないのですが、少なくとも0巻で登場したどの里香ともキャラデザが異なっていました。そのため”里香”と”リカ”が異なっているのは見た目から明らかでした。
頭の髪(みたいな部分)も歯の本数も異なっているので明らかに違う存在であると考えられます。ではなぜ乙骨は”里香”ではない存在を”リカ”と呼ぶのでしょうか?
ちなみに折本里香は0巻のラストにて、乙骨により解呪が完了しており、五条も「解呪は完了だ」と言ってます。なので乙骨が里香にかけた「一緒にいて欲しい」という呪いは解呪されており、すなわち里香は既に成仏していると考えられます。
となればより謎は深まりますよね。乙骨と一緒にいるリカは誰なんだ?ということですが、様々な可能性がありますが、今回の記事では〈リカちゃんは後に乙骨が使役した別の呪霊〉という説をご紹介します。
リカちゃんは新たに使役された呪霊
結論を書くと、本編にて乙骨の側にいるリカちゃんは0巻の里香ちゃんではないと考えられます。別の呪霊なのです。
折本里香が成仏した0巻の時系列は9巻にて夏油が闇落ちした後の話であり、虎杖が転校してくる1年前の話です。なので渋谷事変後(137話以降)で登場するリカちゃんが里香ちゃんであるはずはないのです。ややこしいですねw
ということで吉永の考えでは、0巻の里香は既にこの世におらず、里香ちゃんの成仏後に乙骨が従えた他の呪霊であると考えています。
乙骨は呪霊操術も使える
ということは乙骨は夏油と同じように呪霊操術を使えるのか、という話になりますが、吉永的に「YES」と考えています。
乙骨は0巻にて狗巻家相伝の呪言を普通に使っています(笑)
これには夏油も「素晴らしい!」と敵ながら賛辞を贈っていました。「呪言は狗巻家相伝の高等術式!これを呪術を学んで1年未満の少年がやってのけた!」と驚いていました。ということは名家に相伝の術式も、他の術師でもできないことはないということです。
しかしこの時、乙骨が呪言を使えたのは〈折本里香という変幻自在、底なしの呪力の塊〉がいたからこそ成し得た業であると夏油は推測しています。
なのでこの織元里香ちゃんが解呪され成仏した後の乙骨だけで呪霊操術が使えるのかどうかはやや不安な部分がありますが、そこは菅原道真の子孫ということでポテンシャルが半端なかったということでクリアかと考えています。
元々高専上層部も不思議がっていたのは〈術師の家系でもない折本里香の呪霊が特級過呪怨霊にまで成長した理由〉です。これも乙骨が菅原道真の子孫ということで無意識的に成し得たことなので、それくらいの呪力は乙骨だけでもできたと考えるとアリかな〜と考えています。
まとめると、乙骨憂太のポテンシャルが半端なく、折本里香がいなくとも狗巻家の呪言や夏油の呪霊操術を使うことが出きるということですね。
折本里香への気持ちを持続させるため
そして夏油の呪霊操術が使えるとしたら、乙骨も夏油と同じように呪霊と闘い勝利、その後その呪霊を食すことにより体内に取り込んだということになります。まあ呪霊操術に似ただけの術式の可能性もあるので、全く同じ手順ではないかもしれませんけどね。
いずれにせよ何らかの方法で呪霊を従わせることができた乙骨に残る最期の謎として「なぜ”リカ”という名前をつけたのか」です。
これは完全なる考察ですが、〈乙骨が折本里香への気持ちを生涯忘れないように〉という目的があったのだと考えられます。乙骨にとって折本里香は0巻で夏油を退治するために力を貸してくれた大事な存在ですし、それ以上に将来を誓い合った仲ですし、先に逝ってしまった里香を忘れないようにしたのです。
なんとなくかつての里香ちゃんに似ている呪霊に”リカ”と名付けることで少しでも里香と一緒にいる気持ちを味わいたいという、ややサイコパシーな気持ちがあるのかもしれません(笑)
幼なじみの里香が死んでしまったから同じ名前をペットにつけるようなもんですからね。
例えが合っているのかどうか分かりませんが、もしこうならばなかなかに恐ろしい少年ですね、乙骨もね。
まとめ
久々にガチで考察をしてきました。
0巻の里香と本編のリカを見比べると明らかにデザインが違うのは一目瞭然です。ということで別の存在であるとして、その理由は乙骨が呪霊操術に近い術式を使って使役した別の呪霊に”リカ”と名付けたということが考えられます。
そうなると乙骨は死ぬまで折本里香のことを考え続けるので、ある意味で里香に呪われたようなもんですね。五条先生によると「愛ほど歪んだ呪いはないよ」とのことですし、この言葉はそのまんまなのかもしれませんね。
そんな乙骨憂太と折本里香の物語は『呪術廻戦0巻』にて詳細に語られていますので、まだ読んでいない方はぜひ映画『呪術廻戦0』の公開前に読んでみてください!
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