食糧人類RE17話のネタバレを掲載。17話では幼き日の帆秋が描かれ、当時は食味スコアを気にする正しい”国民”だったことが明らかになる。さらに帆秋が増殖種であることが判明し、同時に禊ぎの日が開始され、柚に出刃包丁が振り下ろされる。食糧人類RE17話のネタバレを見ていきましょう！
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食糧人類REネタバレ17話
帆秋二三麿
検査薬を指に突き刺し、「はーいいくよー」と採血を行い、「あー出た出たーはーい終わりー」と母が告げ、「痛かった？」と聞くと、少年は「ううん、ちょっとチクッとしただけ」と笑った。父が検査結果を見ると「あっ・・・あー・・・」と残念そうに呻き、「食味スコアがなぁ・・・」「まだ平均の半分にも届いてないわねー」とつぶやいた。
シュンとしていた少年の頭をクシャッとして、父は「いっぱい食べて、ちゃんと美味しくならないとな二三麿」と声をかけ、幼き頃の帆秋は「ウン」と喜んだ。
帆秋と万智音
そして帆秋は屋上でのんびりと蟻を追いかけ「ホラ、キミはこっち」とつぶやいたところで万智音が登場し、「ようやく目を覚ましたか」「いつまで寝てんだ」と声をかけた。帆秋は「何？目を覚ますの待っててくれたの？」「万智音君は優しいなぁ」と笑い、万智音は「落とし物だ」と片腕を投げつけた。
帆秋は「あーっ、俺の腕ー」「大事に持っててくれたんだ」「俺のこと好きなの？」と笑い、万智音は「ふざけんな」「お前の腕なんぞが管理者に渡ったら厄介だと思ったから拾っただけだ」「よく見てみろ」と腕を注視すると帆秋は「あら？小指が・・・」と部分的に欠損している事に気づいた。
万智音は「恐らく辻が持っていったんだろうよ」「奴は去り際に『いいみやげを見つけた』って言いやがった」「お前が増殖種だということはもう向こうにバレただろう」と告げ、帆秋は「そーかーじゃあ俺は今泳がされている訳かー」とのんびりと答えた。
そして万智音は「帆秋、お前は一体何者なんだ？」と真剣に尋ね、その圧を把握した帆秋は「フム、なるほど」「まぁこの辺で俺の生い立ちを教えるのもイイだろう」「実は幼い頃両親に捨てられてな・・・森を彷徨ううちに魔法使いが作ったお菓子の家を見つけて」と言いかけた所で帆秋の指が切れた。
増殖種
帆秋は「いっ・・・てぇな・・・」と指を押さえ、万智音は「オイ帆秋」「はぐらかしてんじゃねーよ」と人体武器を発動し、「俺はお前が増殖種だろうがなんだろうが組む気だった」「しかし辻が相手だと話が別だ」「お前が何者か知らないままで共闘はできない」と言い切った。
帆秋は「・・・で、共闘できなきゃ指飛ばすのか」と威圧的に尋ねると、万智音は「お前の正体如何で消した方が有利ならその首を飛ばす」と構えをとった。
価値観の変化
一方で校庭の隅に花を供えて手を合わせ、柚は「智花ちゃんね・・・すごくイイ人だったの」「でもこないだ天人様に食べられちゃったんだ」「みんな「名誉」だとか「よかった」とか言うけどそんなことないよね」と言うと天沢も「・・・うん、そんなことないよ」とうつむいて答えた。
柚は「ヒロ、アタシが死んだら泣いてくれる？」と暗い表情で尋ね、天沢は顔を赤らめて「・・・そ・・・それは・・・」と言いよどんでいた。そして天沢が振り向くと、出刃包丁を持った男が見えたので「ゆず」と叫んだが、直後男は出刃包丁を柚の肩に振り下ろした。
そして屋上から見ていた帆秋は「なんだありゃ」「まさか・・・これは・・・」と焦ると、構内のアナウンスが「全校生徒に告ぐ」「ただ今より我が校はー24時間のー「禊ぎの日」に入るー」と告げた。
