春ノ雷17話18話19話20話のネタバレを掲載しています!17話18話19話20話では、はるかはあざができた時の記憶を語るものの、その記憶は和也がはるかの祖母から聞いた話とは異なっていた。しかしはるかは林田さとみに会いたいと話は平行線になる。春ノ雷17話18話19話20話のネタバレを見ていきましょう!
春ノ雷ネタバレ17話
はるかは「あざができた時」の記憶を語り始め、当時さとみが側で泣いていたと語り、「きっと誤って、お湯をこぼしてしまったんだと思う」と話した。そしてその罪悪感からはるかの前に立つことが出来ないのではないかと話し、したがってあざが無くなればさとみもはるかと向き合うことができるのではないかと話した。
その話を聞いて、和也は自身が大きな勘違いをしていたことに気づき、はるかを理解できていなかったことを実感し涙が流れた。そしてはるかは和也についてきてほしいと頼むが、和也ははるかの祖母との約束を思い出して何も言えず、展望台の手すりに寄りかかった。
その様子を見てはるかは「一人で行く」と言い切り背中を向けたので、和也はついに「あの後お婆さんに会ってるんだ」と切り出した。
春ノ雷ネタバレ18話
はるかはその理由を尋ねると、和也は「思い当たりがあって・・・」と答えると当然にはるかはその言葉の意味が気になった。しかし和也は写真の件を遥かに話すことも出来ずに口ごもり、祖母から聞いたさとみの件を話すも詳細に語ることは出来なかった。
はるかはむきになり、和也の胸を掴んでさとみの話を強引に聞き出そうとした。やはり和也は答えられず、その場を濁した。その様子を見てはるかは会ってはいけない理由を察し、その理由を再度聞き出そうとした。
しかし和也はなおのこと「さとみがはるかを殺そうとした」ことなど言えるはずもなく、口をつぐむとはるかは「もういい」と背中を向けた。 そして手すりから身を乗り出して展望台から身を投げだした。
春ノ雷ネタバレ19話
物語は、春香と雷の心が互いにすれ違う瞬間から始まります。春香は雷に対して芽生えた感情を認める一方で、その想いを伝える勇気が出ず、自分の気持ちを抑え込んでしまいます。一方、雷もまた春香の変化を敏感に察知しつつ、自身の中で膨らむ罪悪感と向き合っている様子が描かれています。二人のやり取りの中で、微妙な距離感や不器用な優しさが強調されるのが印象的です。
さらに、雷の過去に触れる重要なシーンが登場します。彼が抱えてきたトラウマが少しずつ明かされ、それが現在の彼の行動にどのように影響を与えているのかが語られます。この回では、雷の心情が繊細に描かれており、読者は彼の苦悩に共感せざるを得ません。また、春香と雷の間に新たな障害が現れる暗示があり、次回以降の展開が非常に気になるエンディングとなっています。
感想:
19話ではキャラクターの心理描写が非常に秀逸で、読者に「心の葛藤」というテーマを強く訴えかけてきます。春香の成長と、雷の過去が交差する瞬間は、感動的でありながらも切ないものがあります。作者の描写力が光り、感情の波を追体験できるような濃密な回でした。
春ノ雷ネタバレ20話
物語の核心に迫る展開が描かれ、登場人物たちの複雑な感情が一層濃厚になります。この話では、主要キャラクターたちの間に秘められた秘密が明らかになりつつあり、これまで断片的に描かれてきた伏線がつながる瞬間が訪れます。
具体的には、主人公たちの過去に関わる重要な出来事がフラッシュバックとして描かれ、彼らの現在の行動や選択がその背景に根差していることがわかります。また、物語を通じてテーマとなっている「許し」や「贖罪」の意味が問い直されるシーンが多く、キャラクターの心理描写が一層際立っています。
さらに、第20話ではこれまで以上に緊張感のあるシーンが連続し、読者を引き込むサスペンスが展開されます。特に、主人公の一人が取る予想外の行動が物語を劇的に動かし、その余韻が次回へと続く仕掛けが巧みに配置されています。
この話の見どころは、情緒的で繊細な絵柄と、心理描写に長けたストーリーテリングが融合している点です。キャラクター同士の視線や沈黙の間に込められたメッセージが、セリフ以上に多くを語りかけてきます。
感想としては、ここまで感情的な揺さぶりを繰り返してきた物語が、ようやく核心に触れる瞬間に達したことに満足感がありつつも、次回の展開を待ちきれない気持ちにさせられる絶妙なバランスを感じました。この先、主人公たちがどのように過去の重荷を乗り越えるのか、さらに期待が高まる話数です。
【春ノ雷ネタバレ全話】最終話・結末まですべてまとめていきます! | マンガファン
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