かつて女の子だった人たちへのネタバレ2話です!2話では、敬士と関係を持つことで、またしてもユミから奪うことに成功したレミ。そんなレミを待っていたのは丸岡の叱責、そして男性社員からの慰めだった。女性からはとことん嫌われるレミに、再度ユミからのLINEが入る・・・早速2話のネタバレを見ていきましょう!
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ネタバレ2話
レミの幼少期、その頃既に両親の仲は冷え切っていた。
父の勤務先の重役だった祖父は自身の娘を父と結婚させ、祖父が社内で失脚すると同時に父も権力を失って母に当たるようになった。父は母に対しては「ブス」などの暴言を吐いていたが、レミには「かわいい」と言ってくれた。その言葉に奇妙な嬉しさを感じていたが、父は運動会に来てくれたことはなかった。
対象的にユミの両親は仲睦まじそうに、毎回運動会や発表会に来てくれていた。レミはユミのぬいぐるみをもらったり、ユミが書いた読書感想文を丸パクリしたり、学生時代にユミが好きになった男に先に告白したり、初めてユミにできた彼氏を寝取ったり・・・
私はユミとは違う。格が違う。だからすべて手に入れて当然なの。
そしてベッドの中で敬士の横で目を覚まし、二人で同棲の話を持ち出すと「家賃折半」という条件のもとOKが出た。少し気になってはいたが、将来性のある敬士を落としたことに笑顔が止まらなかった。
レミが出社するといつもどおりに男性社員が絡んでくるので適当にいなしていると、丸岡が書類の修正を命じてきた。しかしその書類は、レミは川崎に頼んだものだった。川崎は自分の仕事で手一杯であり、レミに押し付けられた分まで完璧にこなすことができなかったのだ。
丸岡は押し付けたレミが責任を持つべきと強めに叱責すると、その場で涙を浮かべるも丸岡の追求は止まらない。むしろそのあざとい様子を見て女性社員はよく言ったと感動していたが、男性社員はレミのパフォーマンスを心配していた。丸岡が去った後、男性社員が群がってくるがケロッと仕事に戻った。
その日の終業後、再度ユミからLINEが入り会うことになった。
紹介した敬士の話を聞きたいらしく、ユミがレミの恋愛話を聞いてくるが適当にいなしていく。表面上の仲良しごっこはめんどくさいそのものだった。来週水曜日の敬士と二人で買い物に出ることになっているらしく、緊張しているらしい。レミは応援しながらも、既に敬士と関係を持っていることを思い出しながら心のなかでほくそ笑んでいた。
そして水曜日、敬士とユミが食事をしているとレミは敬士にLINEを送った。そして店から出てきた敬士に駆け寄り、人目を気にせずに抱きついた。レミはその店が店内から外が見えるガラス張りになっていることを知っており、敬士の肩越しにこちらを見るユミと目が合った。
感想2話
吉永
女友達に漫画を読んでもらったら「こういう子いるよ!超嫌われてる!」と話していました。
私の知り合いの◯山さんもレミみたいなタイプらしく、私が気づいていないだけだったようです笑
ユミの心情
ユミは幼馴染であるレミに対して、一見すると無邪気で純粋な愛着を抱いていたかもしれません。しかし、ユミが長年にわたってレミによって経験してきた裏切りや、彼女の思考や行動から発せられる優越感により、失望、痛み、または憤りのような感情を抱えている可能性があります。
レミがユミにしてきた行為は、幼少期の取り替えっ子や読書感想文の盗用から、成長してからの恋愛関係の介入に至るまで、繰り返される優越行動と裏切りを示しています。ユミは表向きレミとの友情を保ちながらも、内心では彼女の行動に対する疑念や傷つきを感じていたかもしれません。
レミがユミの視界内で敬士と公然と親密な行動を取ることは、ユミにとってさらなる裏切り行為となり、彼女がレミに対して感じるネガティブな感情を強めることになるでしょう。
ユミがレミとの関係をどのように解釈し、どのように感じているかは直接的には語られていませんが、こうした一連の出来事を通じて、ユミが感じるであろう心の痛み、裏切り感、そしてもしかするとレミに対する同情や哀れみのような複雑な感情が想像されます。また、長い間の友情にもかかわらず、レミの行動によって生じる信頼の喪失や距離感もユミの中で強まっている可能性があります。
職場でのレミ
吉永
できるだけ関わりたくないタイプの女性ですし、向こうも私のような普通の男に興味ないんでしょうけど。
レミ系の女性はおそらく私の職場にはいないので、仮にいたらどうなるんでしょうか・・・
社交的であるが、適当にこなす態度
レミは男性社員が絡んできても適当にいなす様子を見せています。これは彼女が社交的であることを示している一方で、深い関係性を築くことを避けている、あるいは軽い扱いをしていることを示唆しています。
責任回避の傾向
川崎に仕事を押し付け、その後その書類の修正を求められた際に、レミは自分がその責任を負うべきであるにもかかわらず、川崎が完璧にこなすことができなかったと言い訳をしています。これは、レミが責任を取ることを避ける傾向があると見なされている可能性があります。
感情的な対応と同情を引く態度
丸岡に叱責された際、レミは涙を浮かべていますが、これがあざといと見なされており、女性社員からは感動を、男性社員からは心配を引き出しています。このことから、レミが感情を使って周囲の反応を操る能力があること、または周囲が彼女の感情表現を演技だと感じていることが伺えます。
周囲の同情と関心を引く
丸岡が去った後、レミがすぐに仕事に戻ったことは、彼女が対外的には強さを見せる一方で、同情や関心を引くことを望んでいるとも取れます。
二面性
ユミとの関係で見られるように、レミは表面上は友好的な態度を取りつつも、内心では異なる感情を抱えています。これは職場でも同様に、表面上は協調的であるかのように振る舞いつつも、実際には自己中心的で計算高い行動を取っている可能性があります。
吉永
早く職場から消えてくれ!私は丸岡の味方です!
敬士の感情
当の敬士はどのように考えているのでしょうか?
イケメンモテ男の感情を恐れ多くも考察してみたいと思います笑
ユミ対する感情
ユミとの関係が職場の同僚として描かれていることから、敬士はユミを職場での付き合いがある、信頼できる同僚として見ている可能性が高いです。ユミが地味な女性として描かれていることからも、敬士がユミを単なる同僚以上の深い関係を望んでいないか、少なくともレミのような魅力的な振る舞いには惹かれていないことを示唆しているかもしれません。
レミに対する感情
レミに対しては、彼女が積極的に関係を持っていることと、自ら進んで同棲の話を持ちかけるなど積極的な姿勢を見せていることから、敬士はレミを物理的あるいは感情的に魅力的な相手として見ている可能性があります。
ただし、レミが敬士をアクセサリーのように考えているとすると、敬士がこれに気づいていないか、もしくはレミのあざとい振る舞いに気づいていてもその関係性を楽しんでいるかのどちらかです。もし敬士がレミの真の意図や行動に気づいていないならば、彼はレミを魅力的だと思いつつも、その本質を見抜いていないかもしれません。一方で、もし気づいていても、そのドラマや関係の都合の良さに惹かれているのかもしれません。
吉永
明らかにレミのあざとさに気づきながらもうまく体だけいただいているだけだと思います。
散々周りの男を見下しているレミが、雑に扱われているのを見ると気分がいいです笑