黒妖の花嫁のネタバレ2話です!2話では突如現れた桐島家の次期当主・桐島昴は、小山内郁を花嫁に迎えると言い出す。驚く継母と華蓮をよそに、郁は桐島家へ嫁ぐことに。馬車の中で昴は「この結婚は政略結婚だ」と告げ、郁の血筋にのみ興味があると明かす。初夜でも昴は子供を作らないと伝え、孤独な二人の運命が交差し始める。早速2話のネタバレを見ていきましょう!
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黒妖の花嫁ネタバレ2話
突如として現れた桐島昴は郁を花嫁に迎えると言い出すものの、継母と華蓮は信じられない様子だった。そこに父が乱入し、一方的に桐島家との婚姻の話を告げられた。
桐島家は大和場帝國において重大や役目を背負っており、郁は間違いではないかと怯えていた。華蓮と継母も小声で悪口を言っているのが聞こえてきたものの、桐島家は夜妖人嫌いで有名であり、郁が夜妖人と会話ができることを知ったらひどい目に遭う可能性があるとのことだった。
しかし昴はその日のうちに連れ帰るとのことで、金額も倍額出すことで決着した。そのまま実の母の着物を着させ、父も商品が高値で売れたことで上機嫌だった。着物を着た郁は昴も一瞬見惚れるほどの美しさであり、背後では昴は金品を手渡して、そのまま馬車は発車した。ただ一人、華蓮だけはこの光景に下唇を噛み締めていた。
馬車の中で昴は「この結婚は政略結婚だ。幸せになれるとは思うな」と言い切り、郁の血筋にしか興味がないと言い放った。郁は多少のダメージもあったが、小山内家にいたくない気持ちの方が強く、そのまま了承して頭を下げた。
到着した桐島家の高貴さに目を引かれ、早速当主の尭明と謁見することになった。郁を見るなり「まるで夜妖人のような外見だな」と言い切り、母の出身・糸島家の血筋を求めていたことを理解した。しかし昴は自身の妻に対して侮蔑的発言を慎むようにたしなめると、早く子供を孕ませよと指示を出した。「化け物同士気も合うであろう?」と気になる言葉を残して・・・
郁は昴の扱われ方にシンパシーを感じていたものの、早速初夜を迎えることになってしまった。しかし昴は郁を抱くことはしなかった。しかしそれは郁の髪の色が不気味だからでも、手がボロボロだからでもなく、昴本人が子供を作らないと決めているからだった。
いつしか昴は寝入ってしまい、尭明に暴言をぶつけられている夢を見ていたが、頭を撫でてくれた郁の手触りで目が覚めた。昴は一度は怒ったものの、頭を撫でられたのは生まれて初めてだったことを実感した。
黒妖の花嫁感想2話
「化け物同士」というのはどういう意味ですかね?
郁の髪が白いこと、夜妖人と会話ができることから糸島家はそのように呼ばれている可能性もありますが、昴は名門桐島家の次期当主ですし、尭明の孫かと思います。昴が「化け物」と呼ばれる理由はこれから明らかになるんですかね。
桐島昴の扱い
桐島昴は桐島家で冷たく厳しい扱いを受けているようです。彼の祖父である尭明は、昴に対して侮蔑的な言葉を投げかけ、「化け物同士気も合うであろう?」といった発言をしています。これは、昴が家族内で尊重されておらず、むしろ忌み嫌われている可能性を示唆しています。
また、昴が「この結婚は政略結婚だ。幸せになれるとは思うな」と郁に告げ、自分は子供を作らないと決めていると言い放つ場面から、彼が家の期待や命令に反発していることがわかります。彼が子供を作らないと決めた背景には、父親からの過度な圧力や愛情の欠如が影響していると考えられます。
さらに、昴が夢の中で尭明に暴言を浴びせられている描写や、頭を撫でられた経験が生まれて初めてであることに気づく場面から、彼が家族からの温かさや優しさを知らずに育ったことが伺えます。これらの要素から、昴は桐島家で愛情に恵まれず、厳格で冷酷な環境の中で孤独を感じていると推察されます。
郁の優しさ
郁がうなされている昴の頭を撫でたとき、彼女の心には深い共感と優しさが溢れていたでしょう。幼い頃、母親に頭を撫でられることで安心感を得ていた郁は、その温もりを昴にも伝えたいと感じたのだと思います。自分と同じように孤独や苦しみを抱えている昴に対して、少しでも心の安らぎを与えたいという思いから、自然と手が伸びたのでしょう。
郁の行為は、自身の経験から生まれた思いやりであり、昴に寄り添いたいという純粋な気持ちの表れだと考えられます。
さらに、郁は昴の寝顔を見つめながら、自分と同じように彼もまた心に深い傷を抱えていることを感じ取ったのでしょう。家族からの愛情を知らずに育った二人は、孤独と悲しみを共有していると気づき、郁の胸には切なさがこみ上げました。彼女は昴の心の痛みを少しでも和らげたいと願い、その手を優しく彼の頭に置き続けました。これが二人の心を結ぶ最初の一歩となり、郁は昴に寄り添い続ける決意を固めたのかもしれません。
華蓮のやっかみ
郁が屋敷を出る際、華蓮は憤りを感じていました。その理由は、彼女の中に渦巻く嫉妬と不安から来ています。まず、普段から見下していた郁が名門である桐島家に嫁ぐことになったことに対する強い嫉妬があります。華蓮は自分こそが家族の中で優位に立ち、良い縁談を得るべきだと考えていたため、郁が自分よりも高い地位に就くことに耐えられなかったのです。
また、郁が桐島家に嫁ぐことで、小山内家での自分たちの立場が揺らぐことへの不安もありました。これまで郁を虐げることで自分たちの優位性を保ってきた華蓮と継母にとって、郁の存在は都合の良いものでした。しかし、その郁が桐島家に入り、影響力を持つ可能性が出てきたことで、自分たちの地位が脅かされると感じたのです。
吉永
華蓮みたいな「あたしが一番かわいくて偉いの」みたいな女って一定数いますよね。
やはりあのような女が痛い目を見るマンガが流行る理由に、普段感じているストレスがあるのかと邪推してしまいます笑