食糧人類RE44話のネタバレを掲載しています!44話では「人間が天人を出産させられていた」という事実から、辻は天人を生産している黒幕が権力者サイドにいることを確信する。そして天沢が撮影したデータと照合し、疑いは強まっていく・・・。食糧人類RE44話のネタバレを見ていきましょう!
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食糧人類REネタバレ44話
人間が天人を出産
天沢は施設の奥で人間の女性が天人の赤ん坊を出産している現場に出くわし衝撃を受けていると、その中で女性が突然笑い声を上げた。そして胸に刻まれた正の字は16回の出産を示しており、丁度精神崩壊していることもあり即座に廃棄処分がくだされていた。
天沢はその現場を眼球のカメラで撮影し、その画像、光景は辻たちも遠隔で知るところとなり「人間が天人を出産していた」という事実は一同に衝撃を与えた。そして辻は総監当時を語りだした。
- ある時期から供出希望者の数と天人が食した数が合わなくなった
- 15歳から25歳までの女性が忽然と姿を消した
- 供出直前の逃走であれば自宅に戻る事が多いがそれではない
そして辻は供出希望者の女性と天沢が送ってきた女性の写真が照合したことで、これまでの謎が解けた。
黒幕の存在
天人は既に生殖能力を失っており、無理やり存続させている存在がいる。
その存在に近づくことでかつての辻のようにパージされることとなる。辻当人も「天人が権力者により生産されている」事意外は理解できず、その事実を世界に公表することで現体制を滅ぼすことが出来ると考えていた。
食糧人類RE考察44話
天人の生殖能力
今作では天人の生殖能力は既に失われており、辻の考え通りに一部の権力者、すなわち人間が天人の生産に手を貸しているとのことです。なぜでしょうか?少なくとも天人の存在によりメリットがある人物であると考えられます。
だとするとそれは供出希望をする側である一般市民側ではなく、管理者サイドの人間であると考えられます。そしてその存在は少なくとも元総監の辻でも知らない超上層部でしょう。ワンピースで例えると辻は海軍大将だとすればその存在はイム様的な存在だと考えられます。
なぜに天人を生産し続けるのか、一般市民を無下に殺し続ける意味が現状全くわかりませんけどね。
『食糧人類』との時系列
そして前回もお話したように、前作『食糧人類』からかなり時間が経っているように感じます。
というのも天人が生殖能力を失っていることがその証拠です。前作では天人は普通に生殖活動を行っていました。それこそ人間の作った”ゆりかご”という施設内部での話ではありましたが、生殖に関しては天人(に似た宇宙人)だけで行えていたように感じます。
一方で今作『食糧人類RE』ではそれができないということは、一生命体である天人の生体構造そのものが変化している、すなわち退化していると考えられるので相当な時間が経過していると考えられます・・・というのが第一の説です。
世界線が異なる
第二の説はやはり前作とは世界線が異なっているという説です。
帆秋の話によると『天人は原始時代に地球に飛来し、人間を作り上げた。その後数十万年かけて自らを敬愛するように価値観を植え付けた』とのことでした。そして前作『食糧人類』ではおそらくは現代になって飛来したことになっていました。この地球に飛来した時期のズレがある限り、世界線が異なると考えたほうがいいのかもしれないと最近は考えるようになりました。
未だ前作と今作のつながりははっきりしない部分ではありますが、吉永的には世界線が違うと考えています。