吉永
今回は雨穴さんによる『変な家』のネタバレをまとめていきます!Youtube動画や漫画版だけではなく、その後を描いたノベル版からの抜粋になりますので、ぜひそちらも読んでみてください!
おそらく映画ではこちらの内容も含まれると思いますので、複雑すぎて難しかった部分をネタバレ考察していきます。ぜひ映画前に原作版を読んでみてください!
漫画版はこちら!1話無料です。
この続き、つまりは完全版はこちらです!
今回お話していく内容はノベル版『変な家』を読んでのものになりますので、先にこちらを読んでいる前提になります。また多少ネタバレを含みますので御注意ください。今回のトピックはこちらです。
変な家考察まとめ
片淵家の家系図
『変な家』を理解する上で絶対に必要になるのが片淵家というお家があります。この片淵家の方々や因習についての理解が必要なのですが、本家と分家に分かれていたり、双方に複雑な対立構造があったりと非常に難しいです。自己理解用の家系図を作ってみたのでご覧いただくとその複雑さがわかります。
めっちゃ見づらいと思います(笑)
私の作りが雑なのもありますが、おそらくどうやっても複雑になってしまうと思います。ですので少しでもわかりやすく説明している記事がありますので、そちらも御覧ください。
変な家ネタバレ考察①左手供養と片淵家の家系図・喜江の正体について
左手供養について
片淵家以上に重要な物語全体に渡る儀式”左手供養”ですが、これもかなり重要なのに複雑なのです。この儀式を理解することにより、以下の理由がわかります。
- 宮江恭一の死体から左手首が切り取られていた理由
- 東京で見つかったバラバラ死体に左手首がなかった理由
- 埼玉・東京の変な家の謎(子供部屋に窓がない、隠し通路)
などなど、言ってみればすべての謎がこの左手供養に起因しているとも言える部分なのでしっかり理解しておく必要があります。第二次世界大戦の頃から片淵家に伝わる奇妙な因習であり、平成の時代にまでつながる内容です。しっかり理解しておいてください。
変な家ネタバレ考察①左手供養と片淵家の家系図・喜江の正体について
仏壇の存在意義
そんな平成にまで残る因習の本拠地、現片淵本家には奇妙な程に大きな仏壇が残されています。そしてこの仏壇は左右対称の作りをした窓のない家の中央部に鎮座しているという奇妙すぎる作りをしています。それに丈は2メートル以上もあり、子供の目には大きすぎてその全貌が理解できないほど。さらに中央には曼荼羅模様が敷き詰められているという恐怖すら覚える風貌をしています。
なぜここに仏壇があるのか、そしてどのように使われていたのか、できる限りわかりやすく説明していきます。
喜江黒幕説
そして物語の最後の最後にて突然浮上した、片淵喜江黒幕説。
そこまでは黒幕とは縁遠く、美咲が監禁され、洋一を殺され、娘の綾乃も殺人犯に仕立てられかけ、さらに柚希にも危険が差し迫っていたり・・・完全に被害者と思われていました。しかし栗原の感じていた違和感を一つずつ考えていくと、たしかに喜江の言動には奇妙な部分が存在していました。そのためどの部分が黒幕説が浮上した原因なのか、順番に考えていこうと思います。
最初のバラバラ死体の正体
そして左手供養により、慶太が”既に亡くなっていた人物”を清吉の子孫と偽って左手首を切断して本家に送っていたことが明かされていました。しかしそれを理解したところでまた一つ奇妙な点があります。
最初に東京で見つかったバラバラ死体は誰のものだったのか
ということです。埼玉県で見つかった死体は宮江恭一氏のものであることが確定されていますが、それでは東京の雑木林で見つかったのは誰のものなのか。これについても考えていこうと思います。
変な家ネタバレ考察④最初のバラバラ死体は誰のものだったのか真面目に考える
動画最後の窓の存在意義について
最後になりますが、これはノベル版にも漫画版でもなく、元祖動画版の最後にて提起された考察になりますが、東京の変な家に存在したとある窓の存在理由です。本来であれば必要ないと思われる箇所に窓がありました。その他の謎の空間や増設された三角部屋については解明できたその後に残された最後の謎。さらに慶太の謀反によりまともに使われていたとは思えないような場所に窓が存在しています。
間取り図や重治の思惑、慶太の心境を踏まえてあの窓について考えていこうと思います。
変な家ネタバレ考察⑤実話なのか?実在するならどこにある?動画の最後の窓の存在理由について考えてみた